赤い模様のヘビ [両生類・爬虫類]
シュレーゲルアオガエルのいた場所は、先に紹介したタカアザミが咲いていた谷戸である。
ここでは荒廃した田んぼをビオトープにしてから年々やってくるアカガエルたちの数が増え、ここ数年では毎年数百匹もが産卵に訪れるようになった。
ビオトープが出来るまで、いったいどこで産卵していたのだろうか?不思議である。
カエルたちがたくさんやってくるようになると、それを餌とするヘビや鳥たちも姿を見せて谷戸に豊かな生態系が戻って来た。
カエルがたくさんいる場所は、豊かな自然がある場所と言ってもいいのだろう。
先日小川を渡ろうとした足元に、今までに見た事のない1m近いヘビがいた。
ヤマカガシかなと思ったが、どうも色合いが異なる。
その後、調べた結果「ジムグリ」であることがわかった。
なかなか綺麗なヘビである。
頭に黒のVの字が特徴のようだが、この個体はVの字が途中で切れている。
子供のころから比較的自然のある場所で育ってきたのだが、このヘビは見た事がなくこの年になっての初見だ。
名前の通り、すぐに地に潜る事から今まで見逃してきたのかもしれない。
2011年10月7日 東京都
有鱗目 ナミヘビ科 ジムグリ CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ
2011-10-11 00:27
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コメント(4)
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hirokouさん、こんにちは。
ジムグリ、初めてしりました。なかなか綺麗な蛇ですね。
「カエルがたくさんいる場所は、豊かな自然がある場所」
やっぱりそうなのですね。
一昨年はたくさんのシュレーゲルアオガエルに会えたのに、
去年は少なくて、逆に蛇の数は異常に多かった気がしてました。
今年はシュレーゲルも蛇も少なくて心配になるほどでした。
何かがおかしくなっているのか、それとも来年はまた
シュレーゲルが増えてくれるのか、気をつけていたいと思います。
by 柚子 (2011-10-15 10:02)
綺麗な蛇ですね!
ジムグリという名前ですか、自然の素晴らしさに感動しました。
by ヒメオオ (2011-10-15 17:04)
柚子さん nice、コメントありがとうございます。
ジムグリは色彩変異があり、もっと赤い個体や緑の個体もいるようです。
初めて見る種は新鮮ですね!
カエルの数とヘビの数、多い少ないと気になりますが、そこは自然界のバランス。人的影響がなければきっとうまく調整されるのでしょうね。
毎年確認していると、そこからわかることがあるかもしれませんね。
by hirokou (2011-10-17 19:47)
ヒメオオさん コメントありがとうございます。
すぐに地面に潜るからジモグリ→ジムグリ。
なかなか安易な命名ですが、素晴らしく特徴をつかんだ命名ではないかと感心してしまいます。
昔の人の観察眼も凄いですね!
by hirokou (2011-10-17 19:49)