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啓蟄に見つけた虫 [季節]

今日は、二十四節気の一つ啓蟄だ。
啓蟄とは、冬ごもりをしていた虫たちが暖かさを感じて這い出てくる頃の事。
昨日ほどではないが、春めいた暖かさを感じるまさに啓蟄の一日だった。

久しぶりに、カメラをぶら下げて丘陵を散策。
這い出してきた虫がいないか観察していると、ギシギシの葉の上で美しく輝くものがいた。
kogatarurihamushi0306.JPG
















近づくと葉の裏に隠れたのは、「コガタルリハムシ」。
テントウムシ意外に見る久しぶりの甲虫だ。
葉の裏をめくっていくと、黄色の卵がかためてたくさん産みつけられていた。
こうして見ると、少し前から現れていたようだ。
まだ数は少ないようだが、まもなくメスに群がるオスたちの姿があちこちで見られるだろう。
kogatarurihamushitamago0306.JPG
















午後からの数時間だったので、その他ナナホシテントウとシロフフユエダシャクのオス、タンポポで吸蜜する「キタテハ」しか見つからなかった。
明日は、ようやく出てきた虫たちもまた隠れてしまう寒い一日となるようだ。
kitateha0306.JPG
















2011年3月6日 東京都
 鞘翅目 ハムシ科 コガタルリハムシ
 鱗翅目 タテハチョウ科 キタテハ           CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM

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ヒメオオ

本日「北本自然観察公園」へ出かけてみました。園内には蝶の姿は「キタテハ」数頭しか出会えませんでした。しかし、この「コガタルリハムシ」はあちらこちらで瑠璃色に輝き、交尾するペアも数組見つけることが出来ました。卵探しまでは考え付かなかったのが残念です!!!
by ヒメオオ (2011-03-06 19:44) 

starship

懐かし昆虫写真を拝見でき、春の訪れにワクワクしています。しかし1年も経つと物忘れがひどいので、また名前探しの迷宮に入り込みそうです。今日お昼は里山民家の縁側で食べたのですが、とても親切な方にいろいろ案内していただきました。なんとこの方は、私がマツヘリカメムシで迷宮手前だったとき、「シーナ」→「Hirokou」さんでネット上でつながっていた方でした。まさに縁側外交に感激した一日でした!

by starship (2011-03-06 20:16) 

たけお

シロフフユエダシャクと思われる蛾、3月5日の観察会で見つけたのですが、Hirokouさんに同定してもらいましょうと、シーナさんがおっしゃっていました。
私のブログ(3月5日)にアップしてありますが、シロフフユエダシャクでよろしいでしょうか?
by たけお (2011-03-07 18:22) 

hirokou

ヒメオオさん コメントありがとうございます。
貴blogを拝見させていただきましたが、ほぼ同じ登場メンバーですね!
少し風が冷たかったせいか、キタテハ以外の蝶は見られず残念。
もう少しの辛抱でしょうか?
by hirokou (2011-03-07 21:49) 

hirokou

starshipさん コメントありがとうございます。
冬の間、虫たちとご無沙汰でしたのですっかり名前を忘れてしまい、このハムシをクロウリハムシと勘違いしていました(*_*;
シーナさんと縁側外交でしたか!生き物については博識で、色々と教えていただいています(^.^)
by hirokou (2011-03-07 21:57) 

hirokou

たけおさん コメントありがとうございます。
観察会参加したかったですが、残念でした。
スゲハムシカラーバリエーションが色々あっていいですねぇ。
貴blogを拝見させていただきましたが、お問い合わせの蛾は「ソトシロオビナミシャク」です。観察会に参加したTさんが、調べてくれたようです。
フユシャクではありませんが、こんな時期でもいるもんですね!
by hirokou (2011-03-07 22:27) 

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