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カマキリの卵鞘 [その他の虫]

このところ、更新が滞りがち。
元来、毎日更新、出来なければその月の日数に最終帳尻合わせという事だったのだが、思うように更新できなくなってしまった。
出来ない事はしょうがないが、出来るだけ更新するつもりなので今年もよろしくお付き合いを願いたい。

実生のコナラを育てている一角で、何かいないかと探していて目にとまったのは「オオカマキリ」の卵鞘だった。
カマキリにも数種いるが、種によってそれぞれ産卵場所が異なる。
オオカマキリは草原性と思っているのだが、低木の枝にもその卵鞘を見る事が出来る。
カマキリの卵はその昔、卵嚢(らんのう)と呼ばれていたが、最近は卵鞘(らんしょう)と呼ばれるようだ。
外敵や寒さから卵を守るために、スポンジのようなものに包まれていて、この中に数百の卵が入っている。
ookamakirirannou0115.JPG
















すぐ近くの枝には、また違った卵鞘が見つかった。
白と茶褐色の模様は、「ハラビロカマキリ」のもの。
樹上性のカマキリで、木の枝・幹や建造物の壁などに産みつけられる。
harabirorannou0115.JPG
















丘陵で見られる種にコカマキリがいるが、今日はその卵鞘を見つける事は出来なかった。
このカマキリは、看板の角や建物の縁などに産卵する。
過去に紹介した記事はこちら

生き物を探して歩いていると、南向きの畦にたくさんの「ホトケノザ」が綺麗な色の花を咲かせていた。
周りにはナズナやタンポポなどの花も見られた。
少しずつだが日が長くなった感があり、これらの花を見ると春ももうそこまで来ているなぁとワクワクさせられる。
もう少しの辛抱だ!
hotokenoza0115.JPG
















2011年1月15日 埼玉県
 蟷螂目 カマキリ科 オオカマキリ卵鞘
               ハラビロカマキリ卵鞘
 シソ目 シソ科 ホトケノザ             CANON EOS50D,EF-S60mm F2.8L マクロ USM


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コメント 4

タケタケ

カマキリの卵って、種類によって外見から違うのね。
私が見たことあるのって、オオカマキリの卵だけだわ。
by タケタケ (2011-01-16 22:13) 

ダンダラ

日没は確実に遅くなっていますね。
一番日没の早かった12月10日ころに比べると、もう25分位遅くなっています。
日の出のほうは一番日の出の遅かった1月5,6日に比べるとまだ2分くらいしか早くなっていないです。
でも5時くらいまで明るいと何かうれしくなってきますね。
by ダンダラ (2011-01-17 12:53) 

hirokou

タケタケさん コメントありがとうございます。
そうなんですよ!
卵鞘の外見で、どのカマキリかが判断できます。
オオカマキリが、最も目に付きやすいから見た事があるのだと思いますよ。
by hirokou (2011-01-17 20:23) 

hirokou

ダンダラさん コメントありがとうございます。
日没は、12月初めと比べると30分近くも遅くなっているんですね。
朝はめっきり駄目なので実感していませんが、日没に比べるとあまり時間の変化は無いのが不思議。
でも明るい時間が延びると撮影出来る時間も増えるので嬉しいですね!

by hirokou (2011-01-17 20:29) 

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