クズの蕾に擬態したルリシジミの幼虫 [チョウ・ガ]
遠野から盛岡を抜けて、田沢湖に向かった。
この日も好天で、田沢湖は広がる青空に沸き立つ雲の白さ、稲の緑のコントラストが素晴らしく、つい見惚れてしまう風景だった。
道沿いで、紫色のクズの花がたくさん咲いていた。
車を止めていくつかの花を見ていると、蕾や花に食痕があった。
クズの花芽を食べるのは、ルリシジミかウラギンシジミだ。
探すと一つの花に2匹の幼虫が見つかった。
「ルリシジミ」の幼虫だ。
誘引する物質を出して、アリをたくさん寄せているので探す目印となる。
一見、蕾と見間違うほど色も形も似ていて、これも擬態・保護色なのだろう。
写真上の白っぽい個体は手前がお尻、下のピンク色の個体はこちらが前で黒い頭が覗いている。
よく見ないと、どちらが頭でどちらがお尻かわからない。
それにしても、うまく出来ているものだなぁ!何度見ても感心させられる不思議さだ。
この日も好天で、田沢湖は広がる青空に沸き立つ雲の白さ、稲の緑のコントラストが素晴らしく、つい見惚れてしまう風景だった。
道沿いで、紫色のクズの花がたくさん咲いていた。
車を止めていくつかの花を見ていると、蕾や花に食痕があった。
クズの花芽を食べるのは、ルリシジミかウラギンシジミだ。
探すと一つの花に2匹の幼虫が見つかった。
「ルリシジミ」の幼虫だ。
誘引する物質を出して、アリをたくさん寄せているので探す目印となる。
一見、蕾と見間違うほど色も形も似ていて、これも擬態・保護色なのだろう。
写真上の白っぽい個体は手前がお尻、下のピンク色の個体はこちらが前で黒い頭が覗いている。
よく見ないと、どちらが頭でどちらがお尻かわからない。
それにしても、うまく出来ているものだなぁ!何度見ても感心させられる不思議さだ。
2010-08-23 19:42
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コメント(4)
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ウラギンシジミの幼虫は北本自然観察公園で教えていただいたことがありますが、ルリシジミの幼虫は初めてでした。その形状&色彩にも驚かされましたが、それ以上にこの種も蟻と共存していることに吃驚しました。
by ヒメオオ (2010-08-24 21:27)
一体、何処に幼虫が??って思っちゃいました。
ホントに見事ですね。
蟻を寄せてると、何か良い事があるんでしょうか?
by タケタケ (2010-08-25 08:20)
ヒメオオさん コメントありがとうございます。
ルリの幼虫は、ウラギンを探していて見たのが初めてでした。実はこの時もウラギンの幼虫を探していたのですが・・・・。
by hirokou (2010-08-25 15:07)
タケタケさん コメントありがとうございます。
アリを寄せている=味方にしていると敵からアリが守ってくれるというメリットがあります。植物の汁を吸うアブラムシ(アリマキ)とアリの共生が最も身近でしょうか。
by hirokou (2010-08-25 15:14)