ビロードの毛を纏ったコフキコガネ

クリの葉がかなり食べられている場所があった。
何かいるなと注意して見ていると、葉をむしゃむしゃ食べていたのが「コフキコガネ」。
このコガネムシはいつも灯火の下での観察ばかりで、こうした葉の上での生態をじっくりと見た事がなかったのでラッキーだった。

















コフキコガネは、背中に黄灰色の細い毛がびっしりと生えている。
羽化したばかりは全体に毛に覆われているのだろうが、だんだん抜けるのか今まで見たものは、地が見えて毛がまばらな個体がほとんどだ。これも頭や胸の地が見えていた。
まだ昨年我家に飛んできたものの方が、毛があったような・・・。
毛の色が白っぽいものは、オオコフキコガネとよばれる別種だがまだ見た事がない。
近づいて葉を揺らしたので、前脚を浮かせて妙な体勢になった。
これは威嚇なのだろうか？

















明日から数日の間、blogの更新を休みます。
週末には再開予定ですので、よろしくお願いいたします。

コメント 4

コフキコガネは、標本的な頭・胸・胴が一目でみれる上からのイメージしかありませんでした。顔をアップにして真正面から写すととてもかわいらしく写りますね！ちょっとこの子を見直しました。
by ヒメオオ (2010-08-16 17:25) 

どこか=遠征ですか＝？？？羨ましいな・・・シロオビトリノフンダマシ・・・そちらにも行きましたが、だめで、結局、北本市」で観察しました。
by chochoensis (2010-08-16 19:08) 

ヒメオオさん　コメントありがとうございます。
頭から胸にかけてのまん丸さが素晴らしい形です。
まさしく自然の造形美で、小さな目が可愛いですね。
by hirokou (2010-08-21 18:23) 

chochoensisさん　コメントありがとうございます。
暑さをしのぐため、北へ遠征してきました。
chochoensisさんがこちらに来られた日の午前中、民家の横で2匹のシロオビを確認していたのですが・・・・・。北本で撮影出来て良かったですね！
by hirokou (2010-08-21 18:25)