ジャパニーズ・ビートル [甲虫]
ここ10日ほど前からだろうか。
草地を飛び回る小さな虫が急に目に付くようになった。
何?
とまったのを確認すると、「マメコガネ」だ。
大正時代に、日本から輸出した作物について北米に入り、むこうの作物に大打撃を与え「ジャパニーズ・ビートル」と呼ばれた虫である。
元来生息していなかったところに入りこむと、天敵がいないので生態系を脅かす脅威となる。
多くの生き物が日本でも外来生物として問題になっているが、この虫も既にはるか昔に海外で同様の問題を引き起こしていたのだ。
この時期、他にもたくさんのコガネムシを見ることが出来る。
こちらは葉の上にいた、「セマダラコガネ」。
草原などで多く見られるコガネムシだ。
2010-07-03 18:56
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コメント(2)
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「マメコガネ」は近くで良く見るととても綺麗な甲虫だと思います。アメリカの農民でないのでそんな悠長なことが言えるのでしょうが!
「セマダラコガネ」と思われる黄金虫を本日「小川町」で見かけました。この子は、味わいのある模様をしていますね!
by ヒメオオ (2010-07-04 18:02)
ヒメオオさん コメントありがとうございます。
マメコガネは、さすがコガネムシの仲間らしく、光の具合で輝いて綺麗です。セマダラコガネは結構都会でも見られる種ですね。夜、灯火にも飛んできます。
by hirokou (2010-07-04 22:13)