大顎を持つアリグモのオス

今までアリグモはよく見かけていたがメスばかりで、オスをじっくりと観察する機会がなかった。
先日葉の上で、ようやく見つけた「アリグモ」のオス。
前足を触角のように動かしてアリのように葉の上を歩きまわっていたが、こんなに大きな顎のアリはいない・・・・。
昆虫は頭、胸、腹の3節からなりクモは頭・胸、腹の2節だがアリグモは頭と胸がくびれていてまさにアリのような体型に見えるところもすごい！

















相変わらずじっとしていないので、カメラを構えて追いまわすが思うようにとまってくれない。
そのうち葉の上から枝へ移動。

















姿・形から見ても名前の通りアリに擬態しているのは間違いないのだが、その目的は？
攻撃性が強く、蟻酸を出すアリに似せる事で、自分の身を守っていると思われる。
それにしてもこの大顎で挟まれたら、まず100%逃げる事は出来ないだろう！

コメント 5

凄い顎ですね、
アリさんが小さくて良かったです；；

ちょこちょこ動き回っているアリを
ぶれもなく綺麗にお写真に残せるのって凄いです。
アリが止まってるみたい＾＾
by けい (2010-05-20 22:10) 

はぁ、、ホントにアリに似てますね。
アリに似てる事で、どんなメリットがあるのかしら、、？
アリに仲間だと思わせて近付いて捕食するとかですか？
by タケタケ (2010-05-20 22:47) 

あ、書いてた。
身を守るためですか。
アリって捕食対象になり難いんですか？
そういえば食べられてるイメージが無いかもしれない。
by タケタケ (2010-05-20 22:55) 

けいさん　ありがとうございます。
動きまわるので撮るのが大変でした(^.^)
実はこれはアリではなく、アリによく似たクモ＝アリグモです。
普通に見ればアリですよね！

by hirokou (2010-05-21 18:40) 

タケタケさん　コメントありがとうございます。
同じ昆虫でアリを捕食するのは、少ないようです。
顎で噛みついたり、蟻酸を出すので嫌がられるのでしょうね。
ですからアリに似ていると捕食されにくいというメリットがあると思われます。
by hirokou (2010-05-21 18:43)