ベニシジミの越冬幼虫 [チョウ・ガ]
草原で食痕のあるスイバをチェックしていて、丸々と太ったベニシジミの幼虫を見つけた。
実際には、重なった葉の下にいたのだが撮影のために葉の上に出てもらった。
体の薄い緑は葉の色、両側と真ん中のピンク色のストライプはスイバの葉の縁と葉脈の色によく似ていて、擬態しているのだろう。
それにしても素晴らしい色の具合で、自然の不思議さを改めて感じさせてくれる。
こんなずんぐりした幼虫が、あのオレンジ色の美しいベニシジミになるというのもなかなか想像できない。
こちらは他の場所で見つけた個体。
お食事中だった。葉を少しずつこそげとっているようで、こういった食痕を見つけたらまず幼虫がいると思ってよいのだろう。
食痕があっても、蛾の幼虫のものだったりすることもあるが、見つけた時にはやっぱり嬉しいものである!
間もなく蛹になって、少し先には綺麗な翅の成虫としてその姿を見せてくれるのだろう。
2010-02-23 22:16
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コメント(4)
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こんにちは
ベニシジミもあと2週間ほどすると出てくるんでしょうか。
この時期のベニはきれいだから楽しみですね。
ところで、1枚目の撮影データは何でしょうか。
by ダンダラ (2010-02-24 10:35)
ダンダラさん コメントありがとうございます。
全く普通種のベニシジミでもこの時期、飛ぶ姿を見るのが待ち遠しいですね!
一枚目は、Tokina 107DX Fisheye (10mm) 1/80 f14 iso200 ストロボなし です。
このところ出番のなかったレンズを使ってみました。
by hirokou (2010-02-24 20:47)
ベニシジミの幼虫よく見つけられますね!
とっても、可愛いです。
羽化するのはあとどの位でしょうか?
by ヒメオオ (2010-02-24 20:58)
ヒメオオさん コメントありがとうございます。
以前はなかなか苦労しましたが、慣れるとそこそこ見つかるようになりました。何事も経験でしょうか(^.^)
羽化は、蛹化すれば2~3週間くらいではないでしょうか?
by hirokou (2010-03-01 19:24)