今ススキが面白い! [バッタ]
今の時期、草原の草はすっかり刈り取られ、ススキの株だけが残されているところが多い。
そのススキに、刈り取りから逃れた虫たちが、集まっている。
ススキの茎につかまっていたのは、「ショウリョウバッタモドキ」のメス。
以前はオスメスともにたくさん見られたが、今はメスしか見当たらない。
こちらでは「ヤマトシジミ」のメスが夕陽に翅を開いていた。
見渡せば、あちこちで飛んでいて個体数は多いようだ。
バッタの中では、「ツチイナゴ」が最も多い。
枯れた草の中でも目立たない茶色い成虫になって、冬越し準備万全といったところ。
「ハラビロカマキリ」を見つけた。
流石に敏感で、見つけた時には既にこちらを睨んでいた。
静かに探していたのだが、向うのほうが一枚上手だったようだ。
そおっとカメラの位置を変えても、首をぐるっと回してやはりこちらを睨むのだった。
ススキの間に生えたセイタカアワダチソウの花には「ツマグロヒョウモン」が吸蜜にやってきていた。
ススキと青空のバックが、秋ですねぇ!
これらの虫たちが見られるのも、後わずかかもしれないと思うとやはり寂しい。
もうそんな季節になってしまった。
2009-10-20 19:50
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先日、道端でカマキリを見つけました。
なんとなく夏の虫ってイメージなんですが、秋の方が多いんでしょうか?
↑
勝手な思い込みデス。
by take (2009-10-20 21:55)
takeさん コメントありがとうございます。
むむっ(*_*; 難しい質問ですね。
カマキリが夏の虫か秋の虫かって考えたことがありませんでした( ^^)
夏の間は、他にたくさんの虫たちがいるのとカマキリもまだ幼虫だったり成虫になっていても成熟していなかったり。秋には虫の数も減り、カマキリもほとんど成虫でメスは大きなお腹で目立つので見る機会が多いのだと思います。どうでしょうか?
by hirokou (2009-10-21 18:50)