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クロコノマチョウの初令幼虫 [チョウ・ガ]

久しぶりにクロコノマチョウの幼虫と蛹を見に行った。
蛹はほとんど見つからなかったが、数頭の終令幼虫と初令幼虫がいた。

クロコノマ1013.JPG探してみると間もなく孵化するであろう卵も見つかった。
黒いのは頭だと思われる。







クロコノマ1-1013.JPGクロコノマ2-1013.JPGその横にまだ産んだばかりのような卵があった。
それを見ていると、横から小さなうさみみがひょこひょこやってきた。

するともう一頭。


クロコノマ3-1013.JPGクロコノマ5-1013.JPG卵の周りをうろうろ。

顔を合わせてこんにちは。





クロコノマ6-1013.JPG
少し歩きまわって、去って行った。
きっと兄弟だろうと思うのだが、周りにはこの2頭以外見当たらなかった。一体どうしたのだろうか?

孵化間近の卵とこの卵が孵化すれば、この葉の上は賑やかになることだろうが、食不足になりそうで少し心配だ。



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コメント 6

愛野緑

今孵化しても成虫まで成長できないでしょうね?
by 愛野緑 (2009-10-21 17:51) 

hirokou

愛の緑さん コメントありがとうございます。
そうですね。ちょっと厳しいかもしれませんね。
昨年11月に終令に近い幼虫を見つけましたが、蛹は確認できませんでした。この幼虫たちがどうなるか見届けたいと思います。
by hirokou (2009-10-21 18:41) 

clossiana

この小さな卵や幼虫を綺麗に撮られていて凄いなと思いました。この時期にこの段階だとすると成虫にまで辿り着けるのかどうか。。気温も毎日、下がり続けていますからなかなか成長出来ないでしょうし、どうなるのか続報を期待しています。この時期に羽化した成虫は来春まで交尾はせずに、そのまま越冬するのかと思っていましたが産卵しているってことは交尾も済ませているのですね。勉強になりました。
by clossiana (2009-10-23 08:06) 

おはる

クロコノマチョウの弱令幼虫、初めて拝見しました。
かわいいですね♪
蝶たちって、案外いろいろな可能性に掛けて、試行錯誤しながら生息範囲(場所や季節を含めて)を拡大させていこうとしているのでしょうか。
いつか温暖化がますます強まり、冬でも幼虫で越冬できるときが来るかもしれませんね。
by おはる (2009-10-23 21:21) 

hirokou

clossiana さん ありがとうございます。
昨年も遅くまで幼虫を見かけましたが、結局すべていなくなってしまいました。寒さに耐えきれず息絶えたのか、外敵に食べられてしまったのか?
今年も続けて観察してみます。
何かわかればこのblogで報告したいと思います。
by hirokou (2009-10-23 22:24) 

hirokou

おはるさん コメントありがとうございます。
温暖化の影響?で多くの虫たちが北上しているのを身近に感じます。
この夏はクマゼミの鳴き声を聞き、丘陵ではクロアゲハやカラスアゲハよりナガサキアゲハを多く見かけました。また、クロメンガタスズメもあちこちで目撃しています。多くの種類を新たに観察できるのは楽しいのですが、反面既存種が脅かされる事がとても心配です。ある種が増えれば減るものがいるのは間違いない事実なのでしょうね。
by hirokou (2009-10-23 22:31) 

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