高い飛翔力のウスバキトンボ [トンボ]
里山民家横の芝生の上を、たくさんのトンボたちが飛んでいた。
だいぶ前から見かけてはいたが、種を特定できなかった。
今日、芝生脇のオギの葉にとまっていたのが「ウスバキトンボ」。
オニヤンマを捕まえに来ていた少年がいたので、芝生の上を飛んでいるのを捕ってもらったらやはりウスバキトンボだった。
このトンボは、毎年春頃南西諸島から繁殖を繰り返しながら北へ移動し、夏の終わりには北海道でも見ることが出来る。夏の時期は産卵から羽化まで1ヶ月前後と言われている。
同じように南から北に向かうチョウのアサギマダラなどは、北から南の生まれ故郷に戻ってくるが、ウスバキトンボは行ったきり、その地で一生を終える一方通行の移動だ。
後翅の幅が広いことから、飛翔力の高さがうかがえる。
田んぼの畦では、「ノシメトンボ」が西日に翅を輝かせていた。
アカトンボの中では、成熟してもあまり赤くならない種だ。
こちらはこのblogにもよく登場する「マユタテアカネ」。
今日もたくさん見ることが出来た。
真っ赤なお尻がアカトンボらしい。
2009-09-24 20:18
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