春の木、草むら [季節]
このところ暖かい日が続き、草木の芽吹きも著しい!
樹上では「ナナフシモドキ」の幼虫が、枝に擬態していた。
成虫は幹や枝から卵を地面に産み落とすが、孵化した幼虫はこの枝まで登ってきたのだろう。
この体からすればかなり高い場所だが、頑張ったものだ!
ウグイスカグラの枝では、「イチモンジチョウ」の幼虫がしきりに葉を食べていた。
巣を作ってその中で幼虫越冬するのだが不運にも寄生された幼虫は体に繭を付け枝に止まったまま死んでいた。
自然の厳しさを実感したのだった。
一方草むらでは「ビロードコガネ」がヤハズノエンドウの茎で何やら探しているようだ?
「ナナホシテントウ」の幼虫もすぐ傍で見つかった。
近くにはアブラムシが群れていて、ここでは食事の心配はなさそうだ。
少し歩くと小さな虫が飛び出す。
足元を見ると黒いバッタが葉の上にとまっていた。「ヒメギス」の幼虫のようだ。
キリギリスの仲間では唯一体が黒色だ。
すぐ傍には「ヤブキリ」の幼虫だろうか。
やはり葉先にとまっている。
いよいよあちこち騒がしくなってきたようだ(^.^)
2009-04-17 00:21
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コメント(6)
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お早うございます、バッタ、キリギリスの姿を見ますと、猫特有の香箱組み座りを連想しクスッとします、細い手で上手に止まっているなと。
ちなみに家の猫十ヶ月目二匹は香箱をしません、両手をにゅーと伸ばしています、なんか変な手だなとおもいます。
つまらない事でした(笑)
by もみじ (2009-04-17 11:17)
こんにちは。お元気そうですね。
いよいよ虫たちが活発に活動を始め、忙しくなりますね。
畑でもソラマメの花にアブラムシがたくさんついたと思ったら
ナナホシテントウの幼虫がやってきてました。
自然の営みの中でなら無農薬で栽培できるなあと思います。
でもアブラムシの繁殖力の強さが今のところ勝ってます。(>_<)
by 散歩道 (2009-04-17 14:48)
イチモンジチョウの幼虫はもうこんなに大きくなっているのですね!
寄生は残念ですが、もう一つに方は無事に蛹になれるでしょうか?
蛹の写真も見せてくださいね。
by 愛野緑 (2009-04-17 23:17)
もみじさん コメントありがとうございます。
なるほど香箱組み座りとはぴったりの表現ですね!
>家の猫十ヶ月目二匹は香箱をしません、両手をにゅーと伸ばしています
何か情景が思い浮かばれ面白いです!!
by hirokou (2009-04-20 01:21)
散歩道さん コメントありがとうございます。
毎日新しい発見で、楽しい季節がやってきました(^.^)
テントウムシの食欲はとても旺盛ですが、アブラムシの繁殖力はそれを上回るのかも知れません。テントウムシにとっては飢えることなくありがたいでしょうね!
by hirokou (2009-04-20 01:26)
愛野緑さん コメントありがとうございます。
イチモンジチョウの幼虫、寄生バチに寄生されたほうはまもなく体が朽ちてしまいました。大きい方は毎日観察していましたが、残念ながら数日後には姿が見えなくなってしまいました。鳥に食べられたのか?どこかで蛹化したのか?さらに確認中です!
by hirokou (2009-04-20 01:31)