クヌギカメムシの仲間の孵化 [セミ・カメムシ]
以前撮影していたクヌギカメムシの仲間の卵を久しぶりに見に行った。
最初見たクヌギに産み付けられた卵は特に変化はなかった。
このところの暖かさで、様々な生き物の産卵や孵化などが見られて楽みだ(^.^)
次にコナラの木の日当たりの良いところの卵を見ると、何か変?
最近は老眼で小さいものが見えない(-_-;)
しかーし! ルーペがなくても、マクロレンズが役に立つのだ。
レンズを通して見ると小さなものも大きく! この卵では既に幼虫が孵化していた。
体が薄緑一色の小振りなものと背中に黒い模様の出た一回り大きなものがいる。
良く見ると脱殻のようなものが所々に見えるので、黒く一回り大きなものは既に脱皮したのだろう。
大きな幼虫の周りのゼリー状の物質はほとんどなくなっている。
左の幼虫は、この卵から孵化したばかりの幼虫だろうか?
卵を覆っていたゼリー状の物質に並んで頭を突っ込んで食べているの?
母豚のお乳を吸う子豚みたいでかわいい!
上の写真の下の方にも別の子豚ならぬ子カメムシが並んでいる。
これらが一令なのだろうか?
クヌギカメムシの仲間の卵には受精孔突起という3本の白いアンテナがありこれは一令幼虫が呼吸するのに気道を確保する為のものと聞いていたが、これが一令なら既に卵から出ていて突起は必要なさそうに思う。
ゼリー状の物質から出るまでに必要なのだろうか?良くわからない。
クヌギやコナラの新芽が出るまでこの物質を食べて育つというが、ここで見る限りほとんど食べつくされているところもあり新芽が出るまでにはどう見てもたりない気がするのだがどうするのだろうか??
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