何に擬態?オカモトトゲエダシャク [チョウ・ガ]
昨日は、春を思わせる陽気で暖かい一日だった。
久しぶりに谷戸を歩いてみたが、キタテハやルリタテハなど越冬蝶には巡り会えず。
途中でお会いした虫の写真を撮っている方から、羽化したばかりの「オカモトトゲエダシャク」がいたと教えてもらい探しに行ってみた。
羽化直後は翅を開いているのだが、時間が経っていたのですでに閉じていた。
この蛾の翅のたたみ方は変わっていて、前翅は直立してV字に、後翅は体に沿わせている。
何かの擬態なのか、はてさて何らかの理由があるはずである。
幼虫は、鳥の糞そっくりの姿をしている。
よく似た種に、クワトゲエダシャクがいる。
翅を閉じた状態では、ほとんど見分けがつかないようだが、クワトゲは少ないという事でオカモトトゲエダシャクとした。
2013年2月28日 東京都
鱗翅目 シャクガ科 オカモトトゲエダシャク CANON EOS50D,EF-S60mm F2.8L マクロ USM
2013-03-01 02:08
nice!(1)
コメント(4)
トラックバック(0)
変わった翅の形ですが、コレで飛べるんでしょうか?
by タケタケ (2013-03-01 20:29)
タケタケさん コメントありがとうございます。
この翅、普通の形なのですがたたんでこんなになっているのです。
だからちゃんと飛べるのですよ。蛹から羽化して羽を伸ばす時にその形が見られます。
http://parkinsect.exblog.jp/15474385/
by hirokou (2013-03-02 11:44)
今朝、マンションの通路の壁にそっくりなのが張り付いていました。
今年最初の訪問者です。
by mtana2 (2013-03-04 15:41)
mtana2さん コメントありがとうございます。
この蛾が張り付くお宅が羨ましいです!
いいところにお住まいですね(^^)
by hirokou (2013-03-04 21:14)