アリか蜂か? [ハチ・ハエ・アリ]
今日は寒さを予想して厚着をしたのだが、風が強いものの暖かく汗む陽気だった。
陽気に誘われたのだろう、ムラサキシジミが日光浴をしていた。
太陽の方向に翅を傾けるのは、光を最も効率よく受けるためなのだろう。
そんなことを考えているわけでないだろうに、本能でそれを行うところがすごい!
久しぶりに歩いた林縁で、ピンク色のコウヤボウキのぼんぼりを見つけた。
白が多い中、たまにあるこの色はコウヤボウキにとって何か意味があるのだろうか?
コナラの幹で、お腹に艶がありパンパンに膨れた赤いアリを見つけた。
この寒い時期にアリ?
一見アリに見えるが、これはおそらく「タマバチ」の一種だと思われる。
タマバチには多くの種があるようだが、夏と冬に発生し夏にはオスメスが現れ交尾をして産卵するが、冬に発生するものはメスのみで卵を産む単為生殖だそうだ。
タマバチが産卵したところには虫こぶができ、卵からかえった幼虫はこぶの中で育つ。
コナラの芽にできる虫こぶはこのタマバチの仕業の可能性が高い。
2013年1月2日 東京都
鱗翅目 シジミチョウ科 ムラサキシジミ
キク目 キク科 コウヤボウキ
膜翅目 タマバチ科 タマバチの一種 CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
2013-01-03 01:24
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