集まりだしたヨコヅナサシガメの幼虫たち [セミ・カメムシ]
毎年キノカワガがいるエゴノキを観察していると、そろそろ越冬に備えるのか「ヨコヅナサシガメ」の幼虫たちが集まっていた。幼虫たちは、集まり身を寄せ合って冬を越す。
その中の3頭が一匹の獲物をそれぞれの口吻で突き刺して持ち上げていた。
獲物は、テングイラガの幼虫だろうか?
すでにサシガメたちに体液を吸われたからだろう。少し平べったくなっている。
さらに観察していると、獲物を口吻で刺したまま移動していく。
とりあえず皆同じ方向に獲物を落とさず進んでいくのを見ると、お互いどっちに行くか話し合いながら歩いているようにさえ思えるほど息はぴったりだった。
そのうちそれぞれのバランスが崩れ、1頭が獲物を持ち去って行った。
そうそううまくはいかないようだ。
2011年10月6日 東京都
半翅目 サシガメ科 ヨコヅナサシガメ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
2011-10-22 23:43
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コメント(2)
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獲物を仲良く分け合うのかと思ったら、
そうではなかったのですね(笑)
どう猛なヨコヅナサシガメであっても、
幼虫時代の行動は可愛いものですね。
by 柚子 (2011-10-25 06:25)
柚子さん nice、コメントありがとうございます。
実はそうではなかったようですね!
幼虫時代でもやはり強いものが獲物を獲得する弱肉強食の世界のようです。
by hirokou (2011-11-02 19:55)