冷たい水底のフウセンムシ [セミ・カメムシ]
今日は、予報通り朝から雪が降った。
残念ながら積りはしなかったが、今年初めて白い世界が目の前に広がった。
寒いとついつい水辺から遠ざかってしまう。
こんな冷たい水の中で、生き物たちはどうしているのだろうか?
という事で、先日池の中を覗いてみた。
じっと見ていると、何かが水底で動いている。
一見マツモムシのように見えるが、マツモムシは水面を背泳ぎする。
こいつはちゃんと上向きで、底を泳ぎまわっている。
名前は「コミズムシ」。
フーセンムシといった方が、ピンとくるかもしれない。
この虫をコップに入れて紙切れを沈めると、それに捕まってふわふわと浮き沈みする。
その光景を風船が空で上下する様に見立てて、フーセンムシと呼ばれる虫だ。
こんな寒い冬にでも活動しているとは、ちょっとビックリだ。
2011年2月9日 東京都 雪 CANON EOS40D,SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
2011年2月6日 埼玉県
半翅目 ミズムシ科 コミズムシ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM
2011-02-09 22:31
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コメント(2)
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水中にも色々な昆虫が生息しているようですね!
2年前の早春、狭山丘陵の溜池で背泳ぎする「マツモムシ」を撮影したことを思い出しました。
by ヒメオオ (2011-02-11 19:26)
ヒメオオさん コメントありがとうございます。
寒いのに、いるんですね!
ここで夏にマツモムシを撮影していますが、今は姿が見えません。
越冬形態は何なのでしょうかねぇ?
by hirokou (2011-02-11 22:22)