ツノトンボの親戚 ウスバカゲロウ [その他の虫]
いつも通っている田んぼ脇の四阿(あずまや)の地面に打っている杭と杭の間に、たくさんのアリジゴクの巣を見つけた。
アリ地獄は、先日記事にしたツノトンボと同じアミメカゲロウ目に属する「ウスバカゲロウ」の幼虫だ。
確かに、見た目には鋭い顎があり体の形もとても良く似ている。
昔読んだ北杜夫の[どくとるマンボウ昆虫記]では、「薄馬鹿下郎」とされていたが、正式には「薄羽蜉蝣」と書く。
間違えて覚えている方もいるのではないだろうか?
ウスバカゲロウに言わせれば、北杜夫は罪な人である。
↓撮影のため、巣からお出ましいただいた幼虫。
さてこのアリ地獄、名前は有名だがその生態は案外知られていない事が多いのだ。
そこで○×クイズ。
その1.幼虫は、前にも後ろにも歩くことが出来る。
その2.幼虫は、綺麗好きで糞をしたら巣の外に運び出す。
その3.幼虫は、孵化してから翌年幼虫の姿から脱皮して成虫になる。
その4.幼虫の目は7つの小さな目が集まってできている。
僕も知らない事がたくさんあって調べていたら、とてもとても楽しく面白いサイトを見つけた。
答えもここにあるので、ぜひ見て調べてみてほしい。
http://mizotalab.miyakyo-u.ac.jp/Mizotalab/antlion/index.html
↓ウスバカゲロウの成虫
2010-09-24 22:00
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コメント(2)
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アリジゴクって意外に面白いんですねぇ、、。
お子様時代に、神社の境内でよく見かけた気がしますが、最近は全然見ないです。
近くに砂地が無いからかしら、、。
by タケタケ (2010-09-25 16:43)
タケタケさん コメントありがとうございます。
僕は、お子様時代には見た事がありません。
近所に棲む環境がなかったのでしょうか、それとも気付かなかったのか?
タケタケさんの近所の神社の境内、探してみてください(^.^)
by hirokou (2010-09-25 19:44)