SSブログ

ツノトンボの親戚 ウスバカゲロウ [その他の虫]

いつも通っている田んぼ脇の四阿(あずまや)の地面に打っている杭と杭の間に、たくさんのアリジゴクの巣を見つけた。
arijigokusu0921.JPG
















アリ地獄は、先日記事にしたツノトンボと同じアミメカゲロウ目に属する「ウスバカゲロウ」の幼虫だ。
確かに、見た目には鋭い顎があり体の形もとても良く似ている。
昔読んだ北杜夫の[どくとるマンボウ昆虫記]では、「薄馬鹿下郎」とされていたが、正式には「薄羽蜉蝣」と書く。
間違えて覚えている方もいるのではないだろうか?
ウスバカゲロウに言わせれば、北杜夫は罪な人である。
↓撮影のため、巣からお出ましいただいた幼虫。
arijigoku0921.JPG

















さてこのアリ地獄、名前は有名だがその生態は案外知られていない事が多いのだ。
そこで○×クイズ。
その1.幼虫は、前にも後ろにも歩くことが出来る。
その2.幼虫は、綺麗好きで糞をしたら巣の外に運び出す。
その3.幼虫は、孵化してから翌年幼虫の姿から脱皮して成虫になる。
その4.幼虫の目は7つの小さな目が集まってできている。

僕も知らない事がたくさんあって調べていたら、とてもとても楽しく面白いサイトを見つけた。
答えもここにあるので、ぜひ見て調べてみてほしい。
http://mizotalab.miyakyo-u.ac.jp/Mizotalab/antlion/index.html
↓ウスバカゲロウの成虫
usubakagerou.JPG


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

タケタケ

アリジゴクって意外に面白いんですねぇ、、。
お子様時代に、神社の境内でよく見かけた気がしますが、最近は全然見ないです。
近くに砂地が無いからかしら、、。
by タケタケ (2010-09-25 16:43) 

hirokou

タケタケさん コメントありがとうございます。
僕は、お子様時代には見た事がありません。
近所に棲む環境がなかったのでしょうか、それとも気付かなかったのか?
タケタケさんの近所の神社の境内、探してみてください(^.^)

by hirokou (2010-09-25 19:44) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。