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ミノムシの集団越冬 [チョウ・ガ]

ミノガの仲間2JPG.JPG昨年の大晦日に、丘陵の草はらに設置された案内看板でたくさんのミノムシを見つけた。
雨風を避けるためなのか、10頭以上が集まっている。
ミノムシはミノガの幼虫で、ミノガ科にはミノガ、オオミノガ、チャミノガなど20種以上が生息しており、蓑の形状や蓑の固定方法、食草で種の特定がある程度できるようだが、なかなか難しい。


ミノガの仲間1.JPGここはススキなどのイネ科の植物が生えた草原で、木本はない。
先にあげた3種ではなさそうだが、よくわからない。






ミノガの仲間3.JPG年初からかなり地味な話題だが、このミノムシたちは初めからここにいたとは思えず、まわりの草地からわざわざこの案内板までひたすら歩いて集まって来ているであろうと思うとちょっとびっくり。
何とも不思議である!
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コメント 4

ヒメオオ

小学生の頃オオミノガの巣を捕まえてきて
巣から幼虫のみを取り出して
毛糸や、色紙を細かく切ったものを与えて
遊んでいました。
最近、さいたま市内ではオオミノガの巣がと
っても少なくなったような気がします。

先日、北本自然観察公園で越冬蛾を探してい
る時とっても小さい蓑虫の巣を何個か見つけ
ました。色々な蓑虫が居るものですね!
by ヒメオオ (2010-01-04 22:04) 

hirokou

ヒメオオさん コメントありがとうございます。
幼い頃に、ミノムシを蓑から出して遊んだのはみんな同じですね(^.^)

90年代後半からオオミノガが減ったのは、外来種オオミノガヤドリバエが原因といわれています。外来種による在来種の減少は、生態系を崩す大きな要因として心配です。
by hirokou (2010-01-05 23:05) 

clossiana

確かに不思議ですね。一体何処から集まって来たのでしょうね?樹の枝にぶる下がっていればわかりやすいのですが。。離れたところから来たとすれば、どうやって越冬に適した場所を見つけられるのでしょうね??
by clossiana (2010-01-07 07:26) 

hirokou

clossianaさん コメントありがとうございます。
蓑につかっているのは、イネ科の植物のようなので周りにいたのは違いないと思うのですが。なぜここにみんな集まるのか?と本当に疑問に思います。
by hirokou (2010-01-07 21:04) 

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