カモノハシのようなコミミズクの幼虫 [セミ・カメムシ]
先日木柵をチェックしていると、奇妙な虫に出会った。
茶色で一見どちらが頭かお尻かわからない。
見ていると体を浮かせてちょこちょこ歩きだした。
どうやらヘラのようになったほうが頭らしい・・・。
まるでカモノハシのような頭である。
良く見ると、ヘラの付け根に小さな目がついている。
これは、カメムシ目ヨコバイ科の「コミミズク」という虫の幼虫。
同じ仲間にミミズクという虫がいて、成虫は頭に1対の突起がある。
これが鳥のミミズクに似ている。さらに鳥のコミミズクは頭に突起がない。
このコミミズクにも突起がないところから名前の由来は鳥からきているのだろうか?
危険を感じると、張り付いて動かなくなる。
歩くところが面白いので、指で触っているといきなりピョンと飛んでいなくなってしまった。さすがにヨコバイの仲間だ。
それにしてもすごい勢いで飛んで行って、無事着地できるのか心配してしまった。
幼虫で越冬するようで、次は成虫を見たいものである。
2009-12-10 01:29
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幼虫だからでしょうが、拡大した姿は甲殻類の仲間
のような感じの変った虫ですね!
by ヒメオオ (2009-12-10 21:02)
ヒメオオさん コメントありがとうございます。
まさしく甲殻類を思わせる外観ですね。
成虫は翅が生えて少し趣が変わりますが、カモノハシはそのままです。
by hirokou (2009-12-12 21:23)