アカボシゴマダラの産卵 [チョウ・ガ]
エノキの小木でアカボシゴマダラの幼虫を探していると、産卵にメスが現れた。
前足で葉を触ってエノキを確認した後、葉に降り立った。
見ていると幹伝いに降りていき、幹に直接卵を産んでいた。
こんなこともあるものかと、ちょっとビックリだった。
この卵、継続して観察してみようと思う。
メドハギで「キチョウ」の幼虫を見つけた。
いつも探すがなかなか見つからないのだが、今日は大きいのが見つかった。
よく見ると、下に小さいのがもう一匹いたようだ。
今日は丘陵で初めて見る蛾が3種いた。
マダラガ科「キスジホソマダラ」。
20mmほどの小さな蛾。
幼虫はイネ科のササやススキの葉を食べる。
シャクガ科「クロミスジシロエダシャク」。
20mm。
幼虫はエゴノキの葉を食べる。
田んぼの稲にいたのはヒトリガ科の「シロヒトリ」。
開張52~66mm。
幼虫はスイバ、ギシギシ、タンポポ、オオバコを食べる。
脚と腹部側面はきれいな赤。
毒は無い。
2009-09-10 22:38
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コメント(3)
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アカボシゴマダラの産卵習性は、ブログではあまり見たことないので興味深いです。
もう少し秋が深まった時期なら、落葉との関係で幹に生むのも納得できますが・・・でもそうしたら幼虫が生きていけないですね。
葉、小枝、幹・・それぞれどのくらいの割合で産むのでしょうかね。
by ダンダラ (2009-09-11 17:27)
Hirokouさん、=アカボシゴマダラ=の産卵・・・素敵ですね・・・いつか観察してみたいと願っています・・・素敵です!
by chochoensis (2009-09-11 21:37)
ダンダラさん コメントありがとうございます。
幹での産卵は、初めて見ました。
まだ葉はたくさんあるのに何で幹なのか?不思議です。
chochoensis さん コメントありがとうございます。
幼虫を探していると、偶然に出会いました。
この木には、以前も幼虫がいたのでチェックしていました。
by hirokou (2009-09-12 01:15)