フワフワ妖精のような ユキムシ

少し前からあちこちで見かけるようになった「ユキムシ」。
雪国ではこの虫が飛び出したらまもなく雪が降るといわれる。
北海道などでは大量発生することもあるようだが、ここではちらほら程度だ。綿虫と呼ぶところもある。
前足を広げてフワフワ飛ぶ姿は妖精のようでとても可愛いい！！



ユキムシという名前は総称でカメムシ目アブラムシ科の仲間。
北海道などで見られるのは「トドノネオオワタムシ」、「コオノオオワタムシ」が多いようだがユキムシとしては10数種ほどはいるらしい。
トドノネはトドマツ・ヤチダモ、コオノはエゾマツ・ヒョウタンボク類を食樹とし季節によってこの2つの食樹の間を飛んで移動する。ちょうど今がその時期だ。
綿のようなものは、体から分泌するロウ物質でアブラムシ科の仲間では良く見かけられる。
狭山丘陵にはトドマツやエゾマツはないと思われるので上記2種ではないのかもしれない。

コメント 4

先日からフワフワ飛ぶ白い虫が気になっていましたが
やっぱり雪虫でしたか
昨年は沢山飛んでいましたがもう少し季節が
遅かったように思いました
小さな雪虫が飛んでいるところを撮影されていて
びっくりしました

by あかね (2008-11-18 07:51) 

前回マクロでチャレンジしたのですが僕の腕では無理でした((+_+))
そこで今回は広角で撮影しトリミングしてみました。
周りから見るとカメラを振り回して何を撮っているのか不思議に思われるでしょうね。
by hirokou (2008-11-18 17:25) 

私は北海道で育ちましたので雪虫はよく知っています。晩秋の雪がふる前の時期にどこからともなく無数に現れてフワフワと浮いている様子は、ちょっと幻想的な光景で忘れ難いものです。久々に見せて頂いて懐かしい思いがしました。
by clossiana (2008-11-19 08:15) 

clossianaさん　コメントありがとうございます。
北海道では今の時期ユキムシが飛んでいるのはごく普通の光景なのでしょうね。この虫自体も雪のように見えて綺麗です！

by hirokou (2008-11-19 20:06)