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草原の小さな虫たち [虫]

最近撮影した虫で、このままだとお蔵入りしそうな写真をちょっと載せてみた。
このところfieldに出れずネタ切れという事もあるのだが^^;

ゴマフリドクガ05.04..JPGまずは危険生物のドクガの一種。
「ゴマフリドクガ」。
ドクガというだけあってやはり毒があるようで、触れない様くれぐれも気をつけたい一匹である。
幼虫の食草は、ヒサカキ、サクラ、バラ、ハリエンジュなどらしい。



クロハネシロヒゲナガ05.04.JPG以前に紹介した「クロハネシロヒゲナガ」。
太陽光を浴びて輝く翅が美しい!!
こうしてみると触角の白い部分は細くなっているのがわかる。
相変わらず飛翔はチャレンジするも、うまく撮れず・・・無理かも^^;




マミジロハエトリ05.11.JPG葉の上でアブラムシの仲間を捕食中の「マミジロハエトリ」。
撮影した時は、珍しく逃げないなぁと思っていたのだが、写真を見るとお食事中。
なるほどと納得したのだった。




イチモンジカメノコハムシ05.11.JPG林縁のUFO 「イチモンジカメノコハムシ」。
カメノコハムシの仲間は、透き通った体でいい感じ(^^♪
次はもっといい感じの、ジンガサハムシを探してみよう!


マクロレンズを通して見る虫たち [虫]

普段出会う虫たちもその姿をぱっと目で見てあっ何々だ!ってな感じだが、それぞれよく見るとまた違った顔が見えてくる。

カメラのマクロレンズでアップで見ると形や色が美しいのに驚かされる。
昆虫は基本的に外骨格という硬い殻で覆われていて、光によってとてもきれいな色を発色するのだ。
こうして見ると、昆虫というくくりでありながらもよくもこんなに形が違うものかと、改めて面白さを再認識させられる。

アオマツムシ顔.JPG秋に樹上で賑やかに鳴く「アオマツムシ」。
普段は木の上で鳴いているので、姿はなかなか見られないがその顔を前から見るとこんな感じだ。
独特の体型と触覚をまっすぐに揃えて止まる。
緑に黄色のラインが映えカラフルだ。



アオドウガネ.JPGコガネムシの仲間の「アオドウガネ」。
よくブイブイと呼ばれる緑色のコガネムシだ。
頭から鞘翅にかけては緑色でお腹側はオレンジ色。
お腹はなかなか毛深い。




ノコギリクワガタ顔.JPG夏の雑木林の人気者「ノコギリクワガタ」。
いわゆる水牛といわれる大顎を持った個体である。
顎の間にオレンジ色の刷毛のような口があり、体は赤く輝く装甲車の鉄板のようだ。
ノコギリクワガタといえばかっこいいという印象だが、この角度から見るととても変な顔である。






トウヒメ顔.JPG最後は「トウキョウヒメハンミョウ」。
一般的にハンミョウといえば背中が青や緑の美しい、大きさ20mmほどの虫だが、これは同じ仲間で丘陵で最もよく見られるハンミョウだ。
大きさは8mm程度と小さいが、ここまでアップにして見ると大きな目と大顎はまさしくハンミョウの顔である。
青や赤、オレンジ色とやはりハンミョウの仲間で美しい。

いつもの虫たち [虫]

今日は、天気がぐずついたのでFieldには出れなかった。
そこで先週、出会った虫たちのSHOTを数枚。

オオカマキリ.JPGススキにいつも見かけるオオカマキリの♀が大きなお腹で摑まっていた。
まもなく産卵をして子孫を残して死んでしまうのだろう。
カメラを向けるとサービス精神旺盛で上目遣いにカメラ目線で答えてくれた(^.^)

アオスジアゲハ幼虫.JPGこちらも定点観測中のアオスジアゲハのアオちゃん。
なかなか蛹にならないので少し心配だ。
兄弟2頭はどこかに行ってしまい見当たらず1頭だけでクスの葉で過ごしている。
擬似眼が困っているようでさらに心配になる。
おい!大丈夫か!!


アオマツムシ.JPGたまたま林道沿いの低木で見つけたアオマツムシの♀。
いよいよ♂たちの鳴き声もか細くなり、まだ暖かい昼間にさかんに鳴いている。
コオロギなど鳴く虫の仲間は寒くなるにつれ、だんだん鳴き声のテンポが遅くなる。
アオマツムシの鳴き声も例に漏れずである。
これはメスなので鳴かないがカマキリと同じように産卵を終えるまで、姿を見られるのもあと僅かであろう。


丘陵の秋の虫たち [虫]

今日も寒い一日でもう長袖に衣替えである。
昨日(ちょっとだけ出た)今日とFieldに出ていないので先週のある一日に出会った虫たちのご紹介である。

クロコノマチョウ10.02.JPG朝クロコノマの幼虫群を見に行って、近くの遊歩道を歩いていると林縁から何かが飛び出した。「クロコノマチョウ」のメスである。
ヒカゲチョウより大きくひらひら優雅に飛び、ちらちら見える前翅内側のオレンジ色がとても綺麗だ。表は地味なだけに、そのチラリズムが男心をそそるのである。見かけた回数が少ないのもあるが翅を開いたところは図鑑でしか見たことが無い。是非とも開翅を見たいものだ!


野山北・六道山へ向かい散策していると久しぶりに甲虫を見つけた。「クロハナムグリ」だ。
今年は夏以来2回目のご対面。5~8月頃に見られるらしいがまだ頑張っている。
よく見るとベルベットのような色合いが美しい。

少し歩くと「オオカマキリ」がいた。
自然保護協会の「自然しらべ2008」はカマキリをさがせ!であり同定の為だろう、全身とこのファイティングポーズの写真を送ることになっているが少しいじったくらいではなかなかこのポーズをとってくれない。
今まで何十匹かにちょっかいを出したが皆こそこそと逃げてしまう。このオスは何と勇敢なことか!だがこんなに勇敢なのにまだ一人のようだ。出会いが無いのだろうか?是非とも頑張って欲しい!!

草むらに目を凝らすと、葉に擬態している「アオマツムシ」を見つけた。
昼間は樹上の葉の陰に隠れているのだが、珍しく日の当たる低い草の上にいる。よっぽど擬態に自身があるのだろうが僕に見つかるぐらいだとこの先、生きていけるのか?敵はもっと目がいいはずだが・・・。
クロハナムグリ10.02.JPGオオカマキリ10.02.JPGアオマツムシ10.02.JPG







コスモスの花の上にとまっていたのは「ツユムシ♂」
夜に「プツン・プツン、ジ・ジ・ジ・ジ」と鳴く。
草はらや林縁の葉の上にこの時期たくさん見られるがこんなピンクで茎の長い花の上にいるとせっかくの保護色も意味が無い。風に吹かれて花が揺れかなり不安定なのに気にならないのかだろうか?

少し開けた草地でヒョウモンが飛んでいた。午前中は見かけなかったが、午後になり出てきたようだ。
「メスグロヒョウモン」のオスメスが各2頭。
このメスは比較的翅が痛んでいないまだ綺麗な個体だがオスは翅が破れ鱗粉も落ちていたが
元気に飛び交っていた。
肌寒く秋を感じるようになったが、こうしてみるとまだまだ虫たちは頑張って姿を見せてくれそうだ。
ツユムシ10.02.JPGメスグロメス10.02.JPGメスグロオス10.02.JPG


久しぶりの晴れ間 [虫]

今日、朝起きると久しぶりの晴れ!
ホソオチョウの丘.JPG一番ホソオチョウの丘へ。
その後どうなっているのだろうか?






晴れたおかげで前回以上にオスが飛び回っていたがメスはほとんど見かけず。
書物によるとメスはあまり飛ばないとの事。
積極的なオスが勝ちと言う事か!その通りで積極的なオスがメスをゲットしていた。
ホソオの情報を聞いて朝5時に家を出て静岡からこられた方と雑談する。
それにしてもNETを含め情報伝達はすごい(^.^)
ホソオチョウオス08.27.JPGホソオチョウオス2-08.27.jpgホソオチョウ交尾08.27.jpg







続いて野山北・六道山公園へ。
六道山コナラ08.27.JPG管理事務所上がったところのコナラの木。
真ん中あたりの木が先に枯れ、切られてしまい とうとう一番端
の木もすっかり枯れてしまった。
この夏は、たくさんの樹液を出し様々な虫たちを呼び寄せ楽し
ませてくれた。また、この木の下でたくさんの方と出会う事が出来た
のに残念で仕方ない。


工ヶ入谷戸では夏の終わりを告げるかのようにツクツクボウシが大輪唱。羽化も絶好調の様子だ。
アブラゼミも負けじと最後の力を振り絞っているかのように見える。
ツクツクボウシ08.27.JPGツクツクボウシ脱殻08.27.JPGアブラゼミ08.27.JPG







この後、U氏と偶然出会いギンイチを探すも出会えず。イチモンジ、ヒメキマダラは多いのだが・・・。
そこで2人で再びホソオチョウの丘へ。
ここでホソオ撮影に神奈川から来られたS氏、その後BANYANさん(http://members.jcom.home.ne.jp/shizen/)と初めてお会いした。

アゲハ08.27.JPGいつもは100mmマクロだが今日は標準ズームで久しぶりに撮影。
レンズ交換せず17mm広角から85mmまで撮れるのでなかなか
楽しめた。蝶の飛翔にもチャレンジしたがやはり難しい。
4Gのカードを使い果たしたが結果は(T_T)
まだこれがましか。と書いていると日付が変わり文中の「今日」は
昨日になってしまった。


旅先で出会った虫たち [虫]

クマゼミ2-08.12.JPG九州地方へ出掛けましたが、とにかく朝からうるさかったのが
このセミ クマゼミ。

朝早くから「シャンシャン」と複数で鳴きます。関東には分布して
いませんが関西では超メジャーな存在です。

クマゼミ08.12.JPG僕も関西出身ですが、夏の朝は
このセミの声で起きた事を思い
出しました。
大きさでは関西のクマゼミ、関東
のエゾゼミ 東西の横綱です!




ハンミョウ08.12.JPG狭山丘陵にもいると聞いていますが、まだ出会った事の無い
この虫。
道教えとの異名あるハンミョウ。何とも美しい虫です。
日本の甲虫の中で綺麗な虫はと問われれば、間違いなく
このハンミョウとヤマトタマムシをあげるでしょう!

ハンミョウ2-08.12.JPGそれにしても鋭い顎に反してか細い
足。
微妙なバランスがこの虫の美しさを
さらに引き出しているように思えます。


この虫な~に? [虫]

近頃丘陵で良く見かける虫3頭。何でしょうか?
1.1.JPG
2.2.JPG
3.3.JPG








今晩から4日間ほど信州の方へ出掛けて来ます。
この回答は次回にUPしますのでm(__)m

コンデジも面白い [虫]

使っているコンパクトデジカメは広角28mm。さらにマクロで1mm接写←なわけなく10mm
この組み合わせで撮ると被写体はアップでそこそこ背景も写る。画質にこだわらなければ
(それでも815万画素)手軽に周りの環境を一枚に収められるのが面白い!

キタテハ                   ニイニイゼミ               ヤブキリ 
キタテハ07.24.JPGニイニイゼミ.JPGヤブキリ07.24.JPG








ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリ07.24.JPG


今日出会った虫のBEST3 [虫]

昨日は所用で大阪まで行って来ましたが、とにかく暑かった。
今日の埼玉は、日差しが陰り昨日に比べれば天と地の涼しさ!

六道山公園もニイニイゼミの大合唱でその多さは、あちこちの木や草の脱殻の数が物語っています。
このところ葉上に目立つ赤い虫。
アカハナカミキリ07.21.JPGアカハナカミキリが産卵をしていました。産卵しているメスの上で
オスが交尾をしようとしているのです
がメスはくぼみに産卵管を突っ込みそれどころではない。
小さなハエがメスの産卵管を執拗に狙っていました。
わかりますか?



ミンミンゼミ07.21.JPG今日初めてここでミンミンゼミの鳴き声を聞きました。
梅雨も明け、ますます夏がヒートアップ!

ミンミンゼミ2-07.21.JPG見つけたのはヒグラシのメス。
先に出てくるのはオスが多いのです
が初めて見たのがメスだった。
エメラルドグリーンと透明な翅が本当に
綺麗なセミです。鳴き声もカナカナと朝
方、夕暮れに郷愁を誘う。


キボシカミキリ・カマキリ07.21.JPG最後はカ〇キリのコラボ。
葉の上のキボシカミキリを見ていたら奥の葉の裏にカマキリがいま
した。このカマキリは何を見ているのか?
葉の上のキボシカミキリを狙っているとは思えないのですが・・・。
ポーズは臨戦態勢です。


メタルカラーな虫たち [虫]

今日の埼玉は、雨は降らず気温もさほど気にならず比較的心地良い一日でした。
樹液に来る虫は朝、どんな種類がいるのか6時に見に行きましたが、ほとんどいない。
クロヒカゲとカナブン一匹だけでした。早く起きた割には期待はずれ。
でも案外身近にきれいな虫たちがいました。

マメコガネ07.09.jpgマメコガネは緑色に花のピンク色を反射して微妙なコントラスト。
 
オオセンチコガネ07.09.jpgオオセンチコガネは紫色の
きれいな光沢。
食べている物があまりにも
汚く見せられないのでカッ
ト!こんなにきれいのに何
でこんなに汚いものを!!
不条理です・・・・。


シオカラトンボメス07.09.jpgシオカラトンボのメスの複眼。ちょっとピントがずれましたが
吸い込まれそうな色と質感。

アカガネサルハムシ07.09.jpgハムシの仲間アカガネサ
ルハムシ。今日の中では
最もメタルカラ-でした。

あと僕が日本で最も美し
いと思っている2種。この
夏中に出会いたいです。


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