秋 深し [季節]
秋の深まるこの季節、あちこちで秋祭り。
ミコシグサが賑やかに神輿を担ぐ。
ヤマトシジミはアキノウナギツカミの蕾の上で一休み。
踊りつかれたかな?
2011年10月 埼玉県
フウロソウ目フウロソウ科 ゲンノショウコ
チョウ目シジミチョウ科 ヤマトシジミ CANON EOS70D,EF100mm F2.8L USM
ホシササキリ [バッタ]
トノサマバッタ 産卵 [バッタ]
日の当たり具合で真っ黒に見えたが、追っかけてみると濃い褐色だった。
もうちょっと撮ろうとさらに追っかけ着地点を探してみると、おやっ、産卵している?
あれだけ飛んで飛んでいきなり産卵か?と思ったら別個体だった。
さすがに産卵中はすぐそばまで近寄っても全く逃げない。
卵を産むことに没頭している。
普段敏捷なトノサマバッタが最も危険な時だろう。
人間という敵に対しては、近づいても飛ばなければおそらくそこにいることに気付く人は少ないに違いない。
2014年10月16日 東京都
バッタ目バッタ科 トノサマバッタ CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM
ススキ原のエノコロ軍団 [季節]
週末の観察会の下見に行った。
今の見どころはススキ原。
ところどころにコセンダングサが咲き、きれいな秋型の「キタテハ」が訪れていた。
足元で飛んだのはトノサマバッタだと思ったが、見ると何と「クルマバッタ」だった。
ここで見るのは初めて。いつみてもカッコいい。
これは意外な収穫だった。
ススキの穂が光に輝いて、とても美しい秋の風景はもちろんのこと。
時にその脇役たちにも目を向けてみたい。
エノコロ草の親玉、「チカラシバ」。
種になると引っ付き虫、ズボンにいっぱいついて嫌だがこうしてみると光に透けてススキと秋を演じている。
チカラシバより明るい紫色で穂が小さい「ムラサキエノコログサ」。
紫色の小さなぼんぼりが群生しているのはとてもきれいな光景だ。
ここにはほかにエノコログサ、アキノエノコログサ、キンエノコロがある。
キンエノコロ、チカラシバ、ムラサキエノコログサ、エノコログサを集めたエノコロ軍団。
どうです、この天然の色合いきれいでしょう!!
2014年10月16日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 キタテハ
バッタ目バッタ科 クルマバッタ
イネ目イネ科 チカラシバ、ムラサキエノコログサ、キンエノコロ、エノコログサ
CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM
アザミレストラン@浅間山公園 [自然]
久しぶりに、府中市にある浅間山公園に行ってみた。
今の時期コウヤボウキの開花もまだちらほら、林縁では地味だがノガリヤスが秋を感じさせてくれた。
誰かが園路脇の杭の上に置いたコナラのどんぐり。
今年は、クヌギやコナラのどんぐりが豊作!
カケスのだみ声がよく聞かれる。
そんな中、紫色の「トネアザミ」の花が目を引いた。
人だけではなく虫たちにも人気だ。
たくさんのコガタスズメバチたちが花から花へ飛び交う中、ひときわ大きな羽音を立てていたのが「クマバチ」。
とても大人しい性格で、スズメバチのような攻撃性はないのでじっくり近寄って見ることができる。
「キタキチョウ」もようこそ!
アザミのレストランに。
色鮮やかな「アカタテハ」もやって来た。
なかなか近寄らせてはくれないが、飛び去ってもまた戻ってくるので待っていればまた出会える。
こちらも今の時期、長い口を伸ばして花から花へと飛びまわる「ホシホウジャク」。
数頭が吸蜜に訪れていたが、みな敏感で近づくとさっと遠くへ飛び去ってしまう。
この日はマクロレンズのみだったので、大写しはできなかった。
これからは、咲く花も少なくなり虫たちの数も減っていく。
今まで以上に虫目で歩かなければ、見つけることが難しくなってくる。
2014年10月8日 東京都
ハチ目ミツバチ科 クマバチ
チョウ目シロチョウ科 キタキチョウ、タテハチョウ科 アカタテハ
チョウ目スズメガ科 ホシホウジャク
CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM内蔵ストロボ