SSブログ

カナチョロ [両生類・爬虫類]

blogとmailはソネットを利用しているのだが、何やら大規模障害とかで全く通じない。
そんなこともあるものだと思っていたら、ようやくHPとblogは通じたがまだmailは不通のままだ。
まあ、めったないのでしょうがないか!

先日、園路脇でちっちゃな子供のカナヘビを見つけた。
今年はニホントカゲは大人も子供もよく見かけるのだが、なぜだかカナヘビには出会わない。
個人的なものなのか、一般的にもそうなのか?
見つけたのは、小っちゃいながらも大人と変わらないいでたち。
ちょっと頭が大きいか。
カナヘビをカナチョロというところもあるが、この子供たちはまさしくカナチョロでかわいいのだ!
ニホンカナヘビ0918.JPG



























2014年9月18日 埼玉県
有鱗目カナヘビ科 ニホンカナヘビ   CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM

葉脈に擬態した? ニホントビナナフシ [その他の虫]

林縁を歩くと、葉上でよく見られるナナフシの仲間。
丘陵で見られるのは、ナナフシモドキ、ニホントビナナフシ、ヤスマツトビナナフシの3種だ。
エダナナフシもいるのかもしれないが、見たことがない。
この日見つけたのは「ニホントビナナフシ」。
葉の上で前脚を揃えて、葉脈にでも似せているつもりか?
ニホントビナナフシ0918-1.JPG


















前にも書いたが、この前脚頭のところで頭の形に湾曲して足先までぴっちりと揃えることができる。
写真はナナフシモドキだが、何とも芸術的でありかつ擬態という自分の身を守る実用的な究極のデザインだ。
ナナフシモドキ.JPG



















夏も終わりこれからこの仲間たちが見られる時期になってきた。
ニホントビナナフシ0918.JPG


















2014年9月18日 埼玉県
ナナフシ目ナナフシ科 ニホントビナナフシ、ナナフシモドキ  CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X

ピンク色の花たち [植物]

あるトンボをお目当てにやってきた湿地だったが、残念ながらその姿は見られず。
その代わりと言っては何だが、「ツリフネソウ」が見ごろを迎えていた。
確かに阿蘇で見たハガクレツリフネとは異なり、花が葉に隠れていない。
ツリフネソウ0918.JPG



























湿地脇で「ナンバンギセル」を見つけた。
そこにススキはなかったが、イネ科の植物なら寄生するようだ。
ナンバンギセル0918.JPG


















水辺では、ミゾソバが咲き始めていた。
まるで金平糖のような小さくかわいい花。
ミゾソバ0918.JPG


















葉の形から牛の額ともいわれるが、いまいちピンとこないのは僕だけだろうか?
ミゾソバ0918-1.JPG


















2014年9月18日 埼玉県
フウロソウ目ツリフネソウ科 ツリフネソウ
ゴマノハグサ目ハマウツボ科 ナンバンギセル
タデ目タデ科 ミゾソバ                  CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM

リスのオベリスク [トンボ]

園路脇の木柵に「リスアカネ」が止まっていた。
いつもならマユタテなのだが、今年はどこへ行ってもリスである。
リスアカネ0918.JPG


















ちょっと観察してみた。
この日は、久しぶりに日差しが注いで少し暑いと感じる陽気。
リスアカネ0918-1.JPG


















少しするとお尻をググッと上げ倒立姿勢に。
これぞ「リスのオベリスク」。
トンボについて知らない人ならなんのこっちゃ?だ。
ちゃんと言うなら「リスアカネのオベリスク姿勢」。

ここで二つの疑問。
リスアカネのリスって?、オベリスクって?

まずリスについて調べると、スイスの精神科医でありトンボ学者でもあるFriedrich Ris(フリードリヒ リス)に献上されたとある。
日本のトンボとFriedrich Risとの関わりがいまいちわからないが、他にもrisの学名がつく種はたくさんある。
種の発見か何かに何らかの貢献をされたのであろう。

オベリスクとは?
Wikipediaによると「古代エジプト(特に新王国時代)期に製作され、神殿などに立てられた記念碑(モニュメント)の一種」とある。
空高くそびえる塔で、トンボがお尻を突き上げている様子がこれに似ていることから名付けられたようだ。
この行動は、体に当たる日光の熱を軽減したり、翅や腹部に風を当てて冷やすためだと言われている。

季節は秋だが、まだまだ残暑もあるだろう。
そんな時、トンボたちのオベリスクがあちこちで見られるのだろう。
リスアカネ0918-2.JPG


















2014年9月18日 東京都
トンボ目トンボ科 リスアカネ  EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM


ヒョウモンチョウが元気! [チョウ・ガ]

暑い夏が過ぎ、夏眠していたヒョウモンチョウたちが多く見られるようになってきた。

歩いていると足元から「ミドリヒョウモン」のメスが飛び立った。
全く気付かなかったが、どうやら産卵していたようだ。
ミドリヒョウモンの幼虫の食草はスミレの仲間だが、木や木柵など食草とは異なる場所に卵を産んでいるのをよく見かける。
孵化した幼虫は、自ら食草を探してそこにたどり着くのだろう、なぜそんなところに産むのだろうか?
ミドリヒョウモン0918.JPG


















草はらでは、ツマグロヒョウモンのメスが産卵すべくスミレの仲間の植物を探して飛び回っていた。
ツマグロヒョウモン0918-1.JPG


















翅がぼろぼろで飛べない「メスグロヒョウモン」のオスを見つけた。
近づくと、飛び上がることもできず這うように飛ぶ。
メスグロヒョウモン0918-1.JPG


















どうしてここまで翅が傷んでしまったのだろう?
鳥にやられたのか?
こうなっては致命的、花にも飛んでいけず蜜も吸えない。
厳しいが、そう長くは生きられないだろう。
メスグロヒョウモン0918.JPG


















2014年9月18日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 ミドリヒョウモン、ツマグロヒョウモン、メスグロヒョウモン
EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。