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気になる身近な雑草 [植物]

暑い日が続いているが、こんな暑さでも身近な雑草たちがへこたれないのはスゴイ!
メヒシバやオヒシバがグングン伸びて花をつけているが、個人的にちょっと気になる草。
まずは「シマスズメノヒエ」。
ちょっとした空地や公園には必ず見られる定番で南アメリカ原産の帰化種だ。
交互に付いた小穂(穂)に雄しべの先に付く黒い葯が特徴。
シマスズメノヒエ0803_1.JPG


















一方、小穂が同じ方向に向いていて、雄しべの葯が白い「ナルコビエ」。
こちらは純国産で見られるところは限定的。
鳴子とは、長い縄に吊るした木の板に木片を付けて音を鳴らして鳥を追い払うもので、茎に対して同じ方向に穂や花がつく植物につけられ他にナルコユリなどがある。
ナルコビエ0803_1.JPG



























上二つはイネ科だが、これはカヤツリグサ科の「ヒメクグ」。
小さなぼんぼりが草のてっぺんについている。
葉をちぎって揉むと、何と桃の香りがするyo、一押しの雑草だ!
結構あちこちにあるので、ぜひ探して見てほしい。
身近な雑草、ようく見ると面白いヨ!
ヒメクグ0803_1.JPG


















イネ目イネ科 シマスズメノヒエ、ナルコビエ
カヤツリグサ目カヤツリグサ科 ヒメクグ          CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM

そろそろ赤とんぼ [トンボ]

リスアカネ0803_1.JPGリスアカネ0803-1_1.JPGリスアカネ0803-2_1.JPG湿地を歩いていると、尻尾が赤く色付いたトンボを見つけた。
秋に赤く色付く赤とんぼもぼちぼち見られるようになってきた。
翅の先端に黒班があるのでノシメかコノシメだろうと思い証拠写真を撮った。










帰って見ると、そのどちらでもない。
本当に歩久しぶりに見る「リスアカネ」だった。
ここでは多い種ではない。















何か違うぞ!と違和感を覚えた時は、その違和感を追及することが大事だと改めて思ったのだった。
















2014年8月3日 東京都
トンボ目トンボ科 リスアカネ  CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM


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