林縁を歩くと [自然]
明日は8月、早いもので残暑があれどあと1か月もすれば秋の足音が聞こえてきそうだ。
今日はツクツクボウシの鳴き声も聞かれ、セミもほぼ出そろった。
そんな林縁を歩いていると、旬の生きものたちが姿を見せてくれる。
この日も見つけた「モモブトスカシバ」。
でも今までに見たものとは少し色が茶色いが、個体差なのだろうか?
※後に書いたアシグロツユムシとダブってアシブトスカシバと書いてしまった。訂正します。
このところよく見かける「ムラサキシジミ」のメス。
輝きは美しいが、翅がかなり傷んだ個体。
どうしてこんなにぼろぼろになったのだろう?
鳥にやられたのか?
5mmに満たない大きさの「アシグロツユムシ」の幼虫。
すっかり進んでしまった老眼では、葉の上にごみがあるようにしか見えないが、マクロレンズを通すと体の細かい模様までが見えてくる。
何ともありがたい!
こちらも小さい「アカハネナガウンカ」。
色が派手なオレンジ色なので見つけやすい。
鼻の下を伸ばしたちょっといやらしい目つきがコミカルだ。
2014年7月28日 東京
チョウ目スカシバガ科 モモブトスカシバ
シジミチョウ科 ムラサキシジミ
バッタ目ツユムシ科 アシグロツユムシ
カメムシ目ハネナガウンカ科 アカハネナガウンカ