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ノコギリ・・・。 [甲虫]

ボランティアさんが手入れをしている雑木林を歩いてみた。
幹で黒いカミキリムシを見つけた。
「ノコギリカミキリ」だ。
ちっとほっそりしているのでオスだろうか?
ノコギリカミキリ0708-1_1.JPG


















少し歩くと今度は先ほどよりもっとガッシリとしたノコギリカミキリ。
カミキリムシは、おおむねオスよりメスの方がどっしりと大きく触角が短いので、これはメスだろう。
きょうお会いしたMさん曰く、今年はノコギリカミキリが多いとか。
確かに僕もかなり遭遇している。
そうそう、まだ見たことは無いが、「ニセノコギリカミキリ」というのがいる。
似ているものにモドキと付くものも多いが、ニセというのはあまりない。
いくら似ていても、ニセとは可哀そうだろう!
ノコギリカミキリ0708_1.JPG


















谷戸を歩くと柳の木の幹に樹液を吸う「ノコギリクワガタ」をみっけ!
ん~、ノコギリ付いてきた!
次は?
ノコギリクワガタ0708_1.JPG


















とりを務めるのはもちろんこのノコギリ。
「ノコギリカメムシ」である。
一番地味かもしれないが、ビジュアル的には好きな虫だ。
色々なノコギリがいるものだ、面白い!
ノコギリカメムシ_1.JPG


















2014年7月8日 東京都
コウチュウ目カミキリムシ科 ノコギリカミキリ
        クワガタムシ科 ノコギリクワガタ
カメムシ目ノコギリカメムシ科 ノコギリカメムシ  CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ


初認のオオムラサキはやはり凄い! [チョウ・ガ]

昆虫酒場を見に行った。
今年羽化したと思われる綺麗な翅の「ルリタテハ」とカナブンが来ていた。
緑色に輝いているが、アオカナブンではなくカナブンだった。
ルリタテハ0708_1.JPG



























写真を撮っていると、木の上の方の幹にチョウが降り立った。
ヒカゲチョウかと見ると、今年初確認の「コムラサキ」。
下に降りてこないかと期待したが、少しして飛び去り戻ってくることは無かった。
翅表を撮影できず残念だ。
コムラサキ0708_1.JPG


















他に何か来ないかと粘っていると、後ろから大きな影が飛んできた。
これはもしやととまった先を見ると、今年初見の「オオムラサキ」のメスだった。
いやはやでかい!
見るのは一年ぶりだが、飛んできた時の羽音とその大きさはチョウとは思えない迫力だ!
オオムラサキメス0708-0_1_1.JPG


















今年地元で様々なチョウを見てきたが、これほどのインパクトを感じたチョウは他にない。
さすが、日本の国蝶としてふさわしいと改めて思う。
オオムラサキメス0708-1_1.JPG


















数週間前に丘陵でオオムラサキの目撃情報を聞いていたが、なかなか出会えないでいた。
これからシーズンになればたくさん見られることだろうが、初認は新鮮でやはりうれしいものだ。
オオムラサキメス0708-2_1.JPG


















メスも褐色の翅に黄色い斑が美しい。
日陰の酒場に飛来したので翅の輝きは見られなかったが、それでも存在感を満喫できた。
今年の発生状況はどうなのだろうか?
これからが楽しみである!!
オオムラサキメス0708-3_1.JPG


















2014年7月8日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 ルリタテハ、オオムラサキ
コウチュウ目コガネムシ科 カナブン   
CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/430EXⅡ、EOS50D EF70-200 f2.8 L IS USM/EXTENER EF 1.4×Ⅱ


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