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シロシタホタルガ メスの腹は黒かった。 [チョウ・ガ]

谷戸の入り口で、シロシタホタルガが交尾していた。
翅が上になっているのがオスで下がメス。
フユシャクもそうだが、交尾中オスが羽を上にしてメスをかばうような体勢だ。
シロシタホタルガ0701_1.JPG


















オスの翅の先から頭を出すメスがなかなか愛らしい!
シロシタホタルガ0701-1_1.JPG


















ひつこく撮っていたら、交尾をといてしまった。
以前にホタルガは腹が黒いと記事に書いたのだが、この時下から覗くとオスの腹は白いが、メスは黒かった。
シロシタホタルガでもメスの腹は黒いのだ。
ひょっとしたら、ホタルガも同じかもしれない。
ホタルガはまだ見ていないが、是非確認したいところだ。
シロシタホタルガ0701-2_1.JPG


















2014年7月1日 東京都
チョウ目マダラガ科 シロシタホタルガ  CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM

トラノオと虫 [季節]

今日からいよいよ7月だ。
富士山の山梨県側では山開き、江の島では海開き、まだ梅雨の最中ではあるがセミの鳴き声もぼちぼち聞かれ夏っていう気分が盛り上がってくる!
いつもの谷戸に夏を求めて?行ってみた。
湿地では、すくっと花穂を立ち上げた「ヌマトラノオ」が咲き始めていた。
金平糖のような小さな花が可愛らしい。
ヌマトラノオ0701_1.JPG



























ハチやアリなども集まっていたが、目立ったのは「メスグロヒョウモン」だ。
オスもメスも見られたが、ヒョウモンチョウらしからぬメスの翅色には目が惹かれる。
メスグロヒョウモン0701_1.JPG


















林縁には、同じ仲間の「オカトラノオ」。
長く垂れた花穂が名前の通りトラの尾のよう。
狭山丘陵ではノジトラノオも見られるが、この3種は混雑種を作りやすく非常にややこしい。
オカトラノオ0701_1.JPG



























夕方で虫の姿も少なく、「オオチャバネセセリ」だけが吸蜜にご執心だった。
今の時期、よく見かけるセセリチョウだ。
オオチャバネセセリ0701_1.JPG



























今日初めて2か所で確認した「コオニヤンマ」。
一瞬オニヤンマかと思ったが、とても小顔なのが特徴。
吸蜜ではなく、オカトラノオで一休み。
コオニヤンマ0701_1.JPG


















ヤンマと名に付くが、実はサナエトンボの仲間。
複眼の後ろにある二つの突起もコオニヤンマの特徴だ。
コオニヤンマ0701-1_1.JPG


















2014年7月1日 東京都
サクラソウ目サクラソウ科 ヌマトラノオ、オカトラノオ
チョウ目タテハチョウ科 メスグロヒョウモン
     セセリチョウ科 オオチャバネセセリ
トンボ目サナエトンボ科 コオニヤンマ           CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM


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