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一口で食べれるヒトクチタケ? [その他]

つるつるの頭においしそうな褐色の色。
いったいこのきのこは何なのだろう?
食べれるのか?ってず~っと気になっていた。
先日、ガイドウォークで紹介しようとようやく重い腰?を上げて調べてみた。
ヒトクチタケ0621_1.JPG



























名前は「ヒトクチタケ」。
枯れて1年ほど経ったアカマツに生えるらしい。
そういえば今まで見たのは全部マツだった!
一口とは?
成熟すると裏側に一つの穴が開き、そこから胞子を放出する。
この一つの穴からヒトクチと名付けられたそうな。
一見おいしそうに見えるが、空いた穴からは魚が腐ったような匂いを放つ。
この臭いでハエやゴミムシダマシの仲間をおびき寄せ胞子拡散に一役買ってもらうらしい。
この日見たものにはまだ穴が開いていなかったが、是非この臭い嗅いでみたい!
少しの間通ってみよう!
ヒトクチタケ0621-1_1.JPG


















2014年6月21日 東京都
ヒダナシタケ目サルノコシカケ科 ヒトクチタケ   CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X


お洒落なハバチの幼虫たち [ハチ・ハエ・アリ]

初夏にたくさん見られたイモムシたちも一時に比べると見る機会が少なくなっただろうか。
それにかわって、目に付くのがおしゃれでカラフルな装いのハバチの幼虫たち。

ハバチの中ではポピュラーな白地に水玉模様。
固いアオキの葉を食べていたが、種はわからない。
左上は脱ぎ捨てた古い服だろうか?
ハバチsp0619_1.JPG


















ヤマユリの葉の上でお尻を突き上げているのは、背中が黒に白い水玉模様、お腹がオレンジ色の「トガリハチガタハバチ」の幼虫。ホトトギスやヤマユリなどのユリ科がお好きなようだ。
成虫はアシナガバチの仲間に擬態しているらしいが見たことがない。
昆虫写真家の新開孝さんがblog「新ひむか昆虫記」で幼虫から前蛹になる様を記されていた。
そのうち成虫の姿を紹介いただけるかもしれない。
トガリハチガタハバチ0621_1.JPG


















暗い林縁でひときわ目立つオレンジカラーを見に纏ったものもいた。
まるでひらひらのステージ衣装のよう。
こちらも種はわからない。
皆様々にお洒落を着こなしているが、どれも丸い頭と小さなお目目が可愛らしい。
この3種とも3~4cmほどもある。
成虫になってもハバチにしては大きい方であろうが、その姿が想像できないのが残念である。
ハバチsp0621_1.JPG


















6月19.20日 東京都
ハチ目コンボウハバチ科 トガリハチガタハバチ  CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X


オカトラノオが咲き始めた [チョウ・ガ]

クリの花もほぼ終わりオカトラノオが咲き始めた。
個人的にはこの花が咲くとますます夏を実感する。
根元の方から順番に開花するので、結構長い期間花が見られその形も面白い

オカトラノオ0621_1.JPG

















この花にはたくさんの虫たちが集まってくる。
この日見かけたのは、今年初見の「オオチャバネセセリ」。
翅がとてもきれいで、まだ羽化して間もないのだろう。
オオチャバネセセリ0621_1.JPG

















後翅の4~5つの交互に並んだ白斑が特徴だが、時折ほぼ1列に並ぶものもいてイチモンジセセリと混同してしまいややこしい。
オオチャバネセセリ0621-1_1.JPG

















2014年6月21日 東京都
ツツジ目サクラソウ科 オカトラノオ
チョウ目セセリチョウ科 オオチャバネセセリ  CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X


ヤブキリも汗をかく? [バッタ]

先日、葉の上の「ヤブキリ」を見つけて撮影した。
翅が生えた終齢のオスの幼虫で、あと1回脱皮すれば立派な成虫になるだろう。
先週、すでに樹上からヤブキリの鳴き声が聞こえていた。
ヤブキリ幼虫0616_1.JPG


















家で撮影した写真を見ていると不思議なことに気付いた。
ヤブキリの体にまるで汗が噴き出しているかのように小さな水滴がたくさんついている。
この日、前日に雨は降っておらず、当然とまっている葉の上も乾いている。
水をかぶったとしても、これほど小さな水滴がたくさんつくとは考えにくい。
これは汗?
いったい何なのだろうか?
ヤブキリ幼虫0616-1_1.JPG


















2014年6月16日 東京都
バッタ目キリギリス科 ヤブキリ  CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X


ゴイシシジミ ちらほら [チョウ・ガ]

そろそろいないかぁと毎年の発生場所を覗いてみると、アズマネザサで見つけた「ゴイシシジミ」。
ササに集まったササコナフキツノアブラムシの小さなコロニーの上にとまっていた。
アブラムシの出す甘露を舐めているのかもしれないが、少し遠い場所で確認は出来なかった。
ゴイシシジミ0619_1.JPG


















離れた場所のクズの葉の上にも1頭。
すくっと立つ姿が小気味良い。

アブラムシのコロニーも小さいのでゴイシシジミの数も少ないのだろうか?
数年前、ここで1枚のササの葉の裏に10頭が並んでいたシーンが思い出される。
あの時ほどたくさん見られることはそうはあるまい。
ゴイシシジミ0619-1_1.JPG



























2014年6月19日 東京都
チョウ目シジミチョウ科 ゴイシシジミ CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X


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