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羽化したアカハラゴマダラヒトリ [チョウ・ガ]

林縁で白いものが目に付いた。
近くに寄ってみると、真っ白な蛾がアズマネザサの茎に摑まっていた。
白地に黒点のある翅に鮮やかな赤い前脚と腹部背面。
ヒトリガ科の「アカハラゴマダラヒトリ」だった。
こういった白い蛾を見ると、その昔一世を風靡した?外来種のアメリカシロヒトリかと思ってしまうがアメリカシロヒトリは、脚や腹も白い。
他似たものにキハラゴマダラヒトリがいるが、こちらは前脚と腹部背面が黄色なのでそこを確認すれば区別がつく。
どの種もクワやミズキを幼虫の食草としている点も似ている似た者同士でありややこしい。
アカハラゴマダラヒトリ0504_1.JPG


















2014年5月4日 東京都
チョウ目ヒトリガ科 アカハラゴマダラヒトリ    CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX

ムラサキシキブとイチモンジカメノコハムシ [甲虫]

ハムシの仲間は、進化の過程でそれぞれ異なる植物に依存し競合を避ける道を選んだのだろう。
ついている葉で種が特定できるほど、食草が細分化されている。

林縁に多く生えるムラサキシキブ。
この木を幼虫の食草としているハムシがいる。
「イチモンジカメノコハムシ」。
カメノコハムシの仲間にもたくさんの種がいるが、この種はなぜかムラサキシキブなのだ・
たまたま見つけた個体は交尾中だった。
イチモンジカメノコハムシ0429_1.JPG


















2014年4月29日 東京都
コウチュウ目ハムシ科  イチモンジカメノコハムシ  CANON EOS70D EF100mm F2.8L IS USM/MT


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