オオタカ食痕 [鳥]
今年は昨年ほど、ウスタビガの繭が見つからない。
ならばクワの木でクワコの繭を探して見た。
こちらも2個を見つけるのが精いっぱいだった。
難しいもので、上ばかり見ていると下のものが目に入らない。
虫の目、鳥の目、植物の目それぞれ視点が異なる。
今日はどの目で歩くか、それによって目が変わればレンズも変わる。
先の地面に白いものが目に付いた。
鳥の羽?
近付いてみると、どうやらドバトの羽だった。
おそらくオオタカの食痕だろう。
オオタカは、春を待たずいち早く恋の季節だな。
犠牲になったこの命、確かにオオタカに引き継がれているのだろうが無念だったろう。
弱肉強食、食物連鎖と行ってしまえば簡単だが、そんなに命は軽くはないと思うのだ。
数が多いとか少ないとかあるだろうが、個体ではオオタカもドバトも命の重さは同じでは・・・。
東京都
鱗翅目 カイコガ科 クワコ
ハト目 ハト科 カワラバト(ドバト)