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人面キノカワガ [チョウ・ガ]

昨年秋からキノカワガを探していたが見つからず。
今年こそはと、秋以来行っていなかった場所に立ち寄ってみた。
そこでようやく見つけたコナラの樹皮にいた個体。
相変わらずいい場所にいるねぇ。
キノカワガ0106_1.JPG


















地衣類の着生した場所にとまっているが、わざわざここを選んでいるのだろうか?
どの個体も自分の体の色や模様に似た場所にとまっていることから、何等か識別していると思われスゴイの一言である!
キノカワガ0106-1_1_1.JPG


















このキノカワガ、よく見ると背中に前歯2本のドクロの顔が・・・。
今までたくさんのキノカワガを見てきたが、人面キノカワガは初めてだ。
キノカワガコレクションに面白い一枚が加わった!
キノカワガ0106-1_1_2_1.JPG


















2014年1月6日 東京都
鱗翅目 コブガ科 キノカワガ
 CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

今日は鳥見 [鳥]

今日は、職場の鳥好きのMさんと丘陵に冬鳥を見に行った。
今年はツグミやシメなどをはじめとした冬鳥が少ないようだが、「ベニマシコ」はいるとのことだった。
早速、いるであろう湿地で様子うかがい。
園路脇のエゴノキに数羽の「ヤマガラ」が訪れていた。
根元の地面に降りているところを見ると、落ちたエゴの実を啄んでいるようだった。ヤマガラ0106_1.JPG



















モズやシジュウカラなどを見て話をしながら待っていると、何かが草の上に降り立った。
オレンジ色っぽく見えたので、遠くで聞こえていたカッカッという声からジョウビタキかと思ったが、それは本命のベニマシコだった。
少し距離があり、写せずじまい。
Mさんは500mmを超える望遠なのでしっかり撮影できたようだ。
この後もオス1羽、メス2羽がピ・ポ♪と鳴きながら、数回近くで姿を現してくれ、とりあえず僕の短い望遠ズームで大写しにはできないまでも証拠写真程度を残すことができた。
奥の赤いオスと手前の草にかかったちょっと暗いメス。
以前の職場のSさん夫妻も加わって、みんなでベニマシコ観察。
Sさんの奥さんは、あと5日で出産なのだが、まだ兆候が見られないので出産促進もかねて鳥見に来たそうだ。
ベニマシコを見られたのできっと間もなく生まれるかな?元気な赤ちゃんを!!
ベニマシコ0106_1.JPG


















この後、尾根道を散策しながら鳥を探すも、シジュウカラやコゲラなどの鳴き声も聞かれず聞こえるのはヒヨドリの声ばかり。
今日はいないですねと話をしていると遠くでフィー・フィーと「ウソ」の声が聞こえた。
すぐ先のリョウブの木にいるかもと向かうと、Mさんがウソがいると見つけてくれた。
今年初めて見てちょっと興奮。
ウソ0106-1_1.JPG


















オスメス会わせて全部で7羽の群れだった。
ウソの情報は聞いていなかったので、出会えたことが嬉しい!
こちらを警戒して、近くまでは来てくれなかったのが残念だったが、思わぬ出会いに2人満足!
いつもの常連、ジョウビタキやルリビタキ、昨年たくさん見られたキクイタダキやマヒワの姿が見られなかったのはさびしいが、今後に期待したいものだ。

今日は何か被写体が遠いなぁと思っていたが、帰ってみると1.4倍のエクステンダーを付けていなかった。
昨年、レンズを清掃した時に装着せずにはずしたまま忘れてていたようだ。
事前のチェックをしっかりしないと!
ウソ0106_1.JPG


















2014年1月6日 東京都
スズメ目アトリ科 ベニマシコ、ウソ
 CANON EOS40D EF70-200 f2.8 L IS USM


落ち葉をめくって [チョウ・ガ]

キノカワガ探しは残念ながら見つからなかったが、フユシャクのメス2種get。
いつものイヌシデの囲いの柵で、先日と同じかどうかわからないがお腹が卵ではちきれそうな「イチモジフユナミシャク」。
腹節が広がって緑色の卵が透けて見えている。

イチモジフユナミシャク0102_1.JPG


















木にはもうそろそろ出現期終了の「チャバネフユエダシャク」がいた。
まだいるのかと思ったが別の場所ではオスを見つけたので、ぎり最後くらいだろうか。
中々大きく堂々としたホルスタインだった。
チャバネフユエダシャク0102_1.JPG


















一向にお目当てのキノカワガが見つからないので、目線を変えて落ち葉めくりをしてみた。
まずは、いつも神経衰弱をするエノキの根元。
一枚めくるとビンゴ!
引き当てたのは「アカボシゴマダラ」の幼虫だ。今年も順調のようで!
*オオムラサキとしていましたがご指摘をいただきアカボシに訂正いたしました。
 
 
 
   大辻さんありがとうございました。お恥ずかしい(@_@)
オオムラサキ幼虫0102_1.JPG


















続いては近くのマテバシイ。
ここにこの木があるのを知らなかったのだが、この木の根元で見つかるものと言えば・・・・。
「ムラサキツバメ」。
この場所で成虫を見たことがないので見つかるとは思わなかったが、蛹殻が見つかった。
恐らく昨シーズンのものだろう。残念ながら中身の入った蛹を見ることは出来なかった。
見て回ってもなかなか虫たちが見つからない冬、色々手段を考えねば出会いは少ないだろうなぁ!
ムラサキツバメ蛹殻0102_1.JPG


















2014年1月2日 東京都
鱗翅目 シャクガ科 イチモジフユナミシャク、チャバネフユエダシャク
鱗翅目 タテハチョウ科 アカボシゴマダラ
鱗翅目 シジミチョウ科 ムラサキツバメ     CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


越冬中のウバタマムシ [甲虫]

今日の狙いは、キノカワガ。
正月の割には地味だが、ここ数年見かけることが少なくなりちょっと気になっている。
合わせてフユシャクもと、木を見て回っていると久しぶりの大物が見つかった。
ウバタマムシ0102_1.JPG


















コナラの窪みに体を添わせていたのは「ウバタマムシ」だった。
この虫を見るのは久しぶりだが、冬の越冬中に出会うのは初めて。
こんなところで越冬するとは知らなかった。
ウバタマムシ0102-1_1.JPG


















昼間は比較的寒さが緩んで暖かかったが、それでも手足を縮めて動かずじっと寒さに耐えるその姿はいとおしくも思えた。
アップでじっくり観察すると、目の周りや足などあちこちにピンク色の毛が生えている。
今まで見たものはほとんど白っぽい毛だったので、この個体特有なのだろうか?
ウバタマムシ0102-2_1.JPG



























冬の間でも暖かな日は活動するようで、夏より冬の方が良く出会うという人もいるくらいだ。
この直ぐ近くに、夏になるとウバタマムシに出会う尾根道のスポットがある。
やはりそこのアカマツで発生したのだろうか?
春までここでずっと越冬しているとは思えないが、時折立ち寄って様子を見てみよう。
ウバタマムシ0102-5_1.JPG


















2014年1月2日 東京都
鞘羽目 タマムシ科 ウバタマムシ
CANON EOS40D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM/430EXⅡ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


2014年 本年もよろしくお願いいたします [季節]

2014年賀状blog.jpg


















明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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