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冬の常連 [季節]

すっかり冬枯れの草地では、虫たちを見つけることはなかなか難しい。
園路沿いで見つけたキッコウハグマの綿毛のついた種子。
毎年ここで見られるが、今年は綿毛が風で飛ばされたものがほとんどできれいな種子を見るには少し遅かったようだ。

キッコウハグマ1217_1.JPG



























冬の観察ポイントとして手軽なのが木柵や木を見て回ること。
風が強い日でも、木は揺れないので低シャッタースピードでも何とかぶれずに写しとめることができる。
こういった場所でよく見られるのが、カメムシの仲間。
今日見つけたのは、体が艶のある黄緑色の「ツヤアオカメムシ」。
木柵の上をとことこお散歩中?だった。
ツヤアオカメムシ1217_1.JPG


















こちらでは寒さに耐えながらも獲物を探している「ヤニサシガメ」の幼虫。
これらは冬に見つかることが多い虫たちだ。
ヤニサシガメ1217_1.JPG


















2013年12月17日 東京都
キク目キク科 キッコウハグマ
半翅目カメムシ科 ツヤアオカメムシ
半翅目サシガメ科  ヤニサシガメ


フユシャクのメスたち [チョウ・ガ]

谷戸の入り口にあるイヌシデの木。
ここは冬場には、昼間でもフユシャクガが見られるフユシャクガスポットだ。
今日のぞいてみたら、シーズン初認の「クロスジフユエダシャク」のメスが1頭いた。
長~い脚に短い翅が印象的。
クロスジフユエダシャク1217_1.JPG


















谷戸沿いの木柵では、見た目でホルスタインとも呼ばれる大型の「チャバネフユエダシャク」のメスもいた。
フユシャクガの仲間の中で、メスは翅がない種だ。
産卵した後だろうか、腹部がへこんでいた。
チャバネフユエダシャク1217_1.JPG


















2013年12月17日 東京都
鱗翅目 シャクガ科 クロスジフユエダシャク、チャバネフユエダシャク CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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