冬の常連 [季節]
すっかり冬枯れの草地では、虫たちを見つけることはなかなか難しい。
園路沿いで見つけたキッコウハグマの綿毛のついた種子。
毎年ここで見られるが、今年は綿毛が風で飛ばされたものがほとんどできれいな種子を見るには少し遅かったようだ。
冬の観察ポイントとして手軽なのが木柵や木を見て回ること。
風が強い日でも、木は揺れないので低シャッタースピードでも何とかぶれずに写しとめることができる。
こういった場所でよく見られるのが、カメムシの仲間。
今日見つけたのは、体が艶のある黄緑色の「ツヤアオカメムシ」。
木柵の上をとことこお散歩中?だった。
こちらでは寒さに耐えながらも獲物を探している「ヤニサシガメ」の幼虫。
これらは冬に見つかることが多い虫たちだ。
2013年12月17日 東京都
キク目キク科 キッコウハグマ
半翅目カメムシ科 ツヤアオカメムシ
半翅目サシガメ科 ヤニサシガメ