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コガネムシの幼虫に寄生するもの [ハチ・ハエ・アリ]

今の時期、アザミの花によく見られるお尻が大きく長いハチ。
ハラナガツチバチの仲間だ。
ハチではあるが至って温厚で、人に危害を加えることは無い。
秋になって数が増えてきたような気がする。
ヒメハラナガツチバチ0930_1_1.JPG


















ハラナガツチバチ、ヒメハラナガツチバチ、キンケハラナガツチバチなどがいる。
これは「ヒメハラナガツチバチ」だろう。
この仲間、何とコガネムシ類の幼虫に寄生産卵する。
土の中にいるコガネムシ類の幼虫を探し当て産卵するその嗅覚は凄いものだ。
土の中にいるターゲットをどのようにして感知するのだろうか?
生態系のバランス、このハチのお蔭でコガネムシの数を抑える一助となっているのは間違いない。
このハチがいなければ、バランスは崩れるだろう。
どんな生き物にもその存在意義があるのだ。
ヒメハラナガツチバチ0930-1_1.JPG


















2013年9月30日 東京都
膜翅目 ツチバチ科 ヒメハラナガツチバチ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

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