イナゴのモドキ? [バッタ]
八千穂高原の八千穂レイク、管理釣り場となってはいるがその雄大な景色はとても心地よい。
フライをしていた若いアングラーに何が釣れるのか聞いてみたらニジマスだという。
管理釣り場とはいえ、こんな景色で釣りができるのはいいもんだ!
湖のほとりには、ススキをはじめ秋の花が咲いていた。
ワレモコウに「アキアカネ」がとまっていた。
夏の間、山地で過ごすアキアカネ。あちこちでたくさんの群れを見かけた。
もうすぐ里へ下りてMy Fieldでもたくさん見られることだろう。
池のほとりの草地を歩くと、ぴょんと飛ぶバッタがいた。
コバネイナゴかととりあえず写真を撮ったのだが、帰ってみるとどうも別種のよう。
調べたところ、名前は「イナゴモドキ」。
いつも‘モドキ’と名付けられた虫たちを見ると、何か他にいい名はなかったのかと思ってしまうのだが、この種もそうである。
イナゴと付くものにはコバネ、ハネナガ、ツチ、セグロ、ナキなどがあるが、どんぴしゃイナゴという種はいないので、モドキとせずにイナゴでもよかったのではないだろうか!
2013年8月27日 長野県
蜻蛉目 トンボ科 アキアカネ
直翅目 バッタ科 イナゴモドキ
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM 、CANON EOS40D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM/MT-24EX
今年もムツアカネ [トンボ]
涼と「ムツアカネ」を求めて高層湿原へ向かった。
途中、休憩のために車を止めた街道沿いの小さな水たまりで連結産卵するムツアカネを見つけた。
雨でできたと思われる浅い水たまりは、少しすれば干上がってしまいそうだ。
数十分産卵した後、近くの石の上で小休止。
8月に訪れたのは初めてだったが、今までで最もたくさんのムツアカネを見ることができた。
時期が良かったのか、今年は個体数が多いのか。
ただオスばかりでメスをあまり見付けられなかったのは例年通りだった。
北海道と本州の山岳地帯に生息するムツアカネだが、図鑑「日本のトンボ」には名前の由来となった青森県では現在確実な産地が知られていないとあった。
寂しい話でどこかで人知れず生き延びていてほしいと願う。
2013年8月27日 長野県
蜻蛉目 トンボ科 ムツアカネ
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM 、CANON EOS40D EF8-10mm F4LフィッシュアイUSM/MT-24EX