SSブログ

アカシジミ 湧く [チョウ・ガ]

今日は午後から用事があったため、午前中にあるトンボを狙って出かけた。
久しぶりに訪れてみると、草の伸びようが凄まじい!
一気の伸びたのかもしれないが、せめて歩くスペースだけは草刈りをお願いしたいものだ!!初夏の園路_1.JPG



















歩いていると林縁の下草のあちこちにオレンジ色のものが目に入った。
今の時期のオレンジ色は、「アカシジミ」。
全部で6頭ほどいたのだが、まさにアカシジミが草むらから湧いて出るという光景だった。
皆、今朝羽化して出てきたのだろう。
アカシジミ0523-1_1.JPG


















それにしても緑の草むらにこのオレンジは目立ってしょうがないと思うのだが・・・。
アカシジミ0523-2_1.JPG


















そのうちの1頭を観察してみた。
草の下の方から少しづつ上へ上って行った。
先端まできてこちらを向いてこんにちは!
お尻からおしっこの粒が・・・・。
アカシジミ0523-4_1.JPG


















この後もここでじっと動かなかったので、これ以上は見ている時間がなくこの場を後にした。
いよいよゼフィルスの季節の到来だ!!
アカシジミ0523-5_1.JPG



























2013年5月23日 東京都
鱗翅目 シジミチョウ科 アカシジミ EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

申葉虫 [甲虫]

歩くとたくさんの虫に会う季節になった・・・。
との書き出しで先日記事を書いたのだが、気が付いたら消えていた。
夢だったと思ったが、ブログ用に写真をUPしていたのでそうでは無い。
どうやら書き終えて寝てしまったらしいのだが、なぜ消えたのかはわからない・・・。
という事でもう一度。

よく出会う虫の中に、サルハムシという仲間の虫がいる。
猿に似ているのか?とても印象的な名前である。
名前の由来を紐解けば、奈良時代に中国から道教が日本に伝わり発展して庚申信仰が広まった。
この信仰で、庚申さんのお使いとして願掛けや魔除に軒先に吊るされる、まん丸のくくり猿に似ていることから名づけられたそうだ。
このくくり猿はどこにでも見られるものではない。日本三大庚申は大阪市天王寺、京都八坂、東京浅草で、これを信仰していた人が名付けたのか、はたまた三大信仰の地で名付けられたのだろうか?

サルハムシの中でもよく見られるのは、体の色が鳶色なので「トビサルハムシ」。
クリ、クヌギなどが食草だ。
トビサルハムシ0422_1_1.JPG


















サルハムシの中で、個人的に最も美しいと思うのが「アカガネサルハムシ」。
自然光で最も美しい姿が見られるのだが、小さいうえに暗いところにいる場合が多いのでストロボ光での写真となってしまう。ブドウやトサミズキにあつまる。
他にも美しいサルハムシがいるようなので、今年はぜひ探してみたい!
アカガネサルハムシ0513_1.JPG


















2013年4月22日、5月13日 東京都
鞘羽目 ハムシ科 トビサルハムシ、アカガネサルハムシ
EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


日本自然科学写真協会 第34回「SSP展」のお知らせ(再) [カメラ]

日本自然科学写真協会恒例の「SSP展」が今日から東京六本木の東京ミッドタウンにある富士フィルムフォトサロンで開催されます。
様々な分野のプロ、アマチュア写真家の素晴らしい写真が展示されます。

私も選考いただき、今年も何とか出展することができました。
過去にblogで紹介した昆虫ですが、別カットの写真が展示されます。

東京と大阪は全写真を展示、それ以外の各地は展示スペースの関係で各出展者で選別するので私の写真が必ず展示されるとは限りませんが、見ごたえのある作品ばかりです。

東京を皮切りに下記の日程で全国の会場で開催されますので、是非足を運んでいただければと思います。

http://fujifilmsquare.jp/guide/access.html


rep67_1.jpg












東京 富士フィルムフォトサロン    2013年5月17日(金)~5月23日(木)
大阪 富士フィルムフォトサロン    2013年6月21日(金)~6月27日(木)
京都 A’BOXギャラリー         2013年7月5日(金)~7月17日(水)
安曇野市豊科交流学習センター「きぼう」  2013年8月7日(水)~9月8日(日)
富山市科学博物館           2013年9月14日(土)~10月13日(日)
新潟 水の駅ビュー福島潟  2013年10月19日(土)~11月24日(日)
島根県立三瓶自然館サヒメル    2013年12月7日(土)~2014年2月2日(日)
岡山シティミュージアム        2014年2月8日(土)~3月9日(日)
広島市こども文化科学館       2014年3月21日(金)~4月6日(日)
宮崎県総合博物館            2014年4月26日(土)~6月8日(日)

2013年5月16日


飛べるオサムシ飛べないオサムシ [甲虫]

足元の落ち葉がごそごそ動くので、見るとオサムシがいた。
よく見るアオオサムシは緑っぽいのだが、これは赤い。
アカオサムシ?
アオオサムシは、後羽が退化してないので飛ぶことができず、地域で変異が大きく様々な色の亜種が見られる。
体が赤いオサムシは、アオオサムシの亜種で千葉県で見られるらしい。
アオオサムシなのか、他にルイスオサムシというのもいるが識別が難しくよくわからない。
とりあえずアオオサムシとしておこう。お分かりの方がいらしたらぜひ教えていただきたい。
アオオサムシ0513_1.JPG
















園路沿いの木柵に、いもむし毛虫の無残な亡骸がいくつも見られた。
途中まで食べてあとは放置。
鳥?虫?いったい誰が犯人なのか?
と探していたら、木柵上で犯行現場を発見!
あまりに無惨なので写真は遠慮したが、犯人はこいつだった。
アオオサムシに似ているが、アオオサムシが木柵に上っているのは見たことがない。
前翅の幅が広いので、クロカタビロオサムシだろうか。
エゾカタビロというのもいるが体が赤く、これは黒っぽいのでクロか。
クロカタビロオサムシは、後翅があり飛ぶことができる。
アオオサムシと同じ仲間だが、飛べるもの飛べないもの、進化の過程で何が分かれ目だったのだろう?
これも多様性なのだろうが不思議だ。
クロカタビロオサムシ0507_1.JPG
















2013年5月7日、13日 東京都
鞘羽目 オサムシ科 アオオサムシ
             クロカタビロオサムシ  EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

白いおひげが飛んでます [チョウ・ガ]

ふわふわ~
クロハネシロヒゲナガ0513_1.JPG
















2013年5月13日 東京都
鱗翅目 ヒゲナガガ科 クロハネシロヒゲナガ  EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。