SSブログ

秋のツユムシ [バッタ]

谷戸を少し入った小川近く、日陰の園路沿いに毎年咲く「ノブキ」。
葉はフキにそっくりだが、フキは春に花が咲きノブキは秋。
咲いた後にはベタベタした実ができて、これが厄介ないわゆるひっつきむしになる。
一番外側が実になる雌花で、中央は雄花だそうだ。
ノブキ1013_1.JPG

















こういった日陰の林縁で、今の時期見られるのがツユムシの仲間。
ノブキにいたのは、目のブルーが美しい「アシグロツユムシ」のメス。
青い目と黒と白の縞々の触角、さらに足が黒いのが特徴で、他のツユムシと比較的見分けやすい。
アシグロツユムシ1013_1.JPG
















歩いていて、葉影で見つけた「セスジツユムシ」のメス。
足を伸ばして葉上にいると、葉に擬態しているので見つけにくい。
丘陵にはもう1種、「ツユムシ」がいるがこちらは草原性で林縁ではあまり見られない。

そろそろ秋本番で、虫の数が減ってきた。
歩いていて虫が目に付く季節もあとわずかだ。
セスジツユムシ1013_1.JPG
















2012年10月13日 東京都
キク目キク科 ノブキ
直翅目ツユムシ科 アシグロツユムシ
直翅目ツユムシ科 セスジツユムシ    CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。