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ゴイシシジミ [チョウ・ガ]

丘陵を歩いていると、長玉で何かを撮影している方を遠目に見かけた。
鳥を撮っているのかと思ったら、ブログでお世話になっているてんとうむしさんだった。

このあたりに「ゴイシシジミ」がたくさん見られると教えていただき、早速チェックしてみた。
ここ数年、ゴイシシジミの幼虫の餌となるササコナフキツノアブラムシが少なく、あまり見られなかったのだが今年はこの場所で飛び交う成虫の姿が数多く見られた。
ゴイシシジミ0824_1.JPG
















笹の裏にとまってストローを伸ばしているところにいたのは幼虫だった。
幼虫から何か密のようなものをもらっているのだろうか?
かなり大きいので終齢幼虫だろう。

年毎に現れる数の増減はあるものの、今年のように昨年まであまり見られなかったのがまた多く出現してくれるというのはここに根付いている証拠だろう。
アブラムシが発生する笹をしっかり管理してもらうことがまず重要だと思うのだ。
ゴイシシジミ幼虫0824_1.JPG
















2012年8月24日 東京都
鱗翅目 シジミチョウ科 ゴイシシジミ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /430EXⅡ

久しぶり [自然]

久しぶりに東京都側の狭山丘陵に出かけた。
このところ埼玉県側ばかりだったなぁとブログを見返すと、前回は7月17日と1か月以上前であった。
いつものコースをぐるっと回ったが、暑さのせいか思ったほど生きものたちとは出会わない。

オギの群落で「ワキグロサツマノミダマシ」のメスを2匹見つけた。
お隣同士で仲良く?並んでいるところを見ると姉妹だろうか?
名前の由来は、別種でサツマノミダマシというのがいてそれとそっくりだが脇が黒いのでワキグロサツマノミダマシ。サツマの実とはハゼの実のことで、名の由来からもサツマ ノミダマシではなく、サツマノミ ダマシである。
サツマノミダマシ0824_1.JPG
















園路で足元を見ると、「オオヒラタシデムシ」が交尾をしていた。
丘陵では最もよく見る種の一つだと思うが、足元に気を付けていないと踏み潰してしまう。
ミミズや虫などの死骸を食べてくれる森の掃除屋さんだ。
全くの普通種なだけに、ここに登場したことがあっただろうか?
オオヒラタシデムシ0824_1.JPG
















クヌギの古木の根元で「キタテハ」と「サトキマダラヒカゲ」が樹液を吸っていた。
共にかなり翅が痛んでいる。
あとどれくらい頑張ってくれるだろうか。
日が暮れるとあちこちの樹上からアオマツムシの声が聞こえてきた。
いよいよ夏から秋へ、季節の変わり目だ。
キタテハ0824_1.JPG

















2012年8月24日 東京都
真正クモ目 コガネグモ科 ワキグロサツマノミダマシ
鞘羽目 シデムシ科 オオヒラタシデムシ
鱗翅目 タテハチョウ科 キタテハ、サトキマダラヒカゲ
CANON EOS40D,Tokina AT-X107 DX Fisheye /Kenko 1.4×TELEPLUS/MT-24EX

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