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林縁の宝石たち [トンボ]

今日も残暑厳しい一日だった。
休みをいただいたので久しぶりに埼玉県中央部の公園に足を運んだ。
園内の池は夏になると真っ赤になる。
アカマクミドリムシというプランクトンの異常発生によるものだ。
池の周りを歩いていると、「ウチワヤンマ」のオスがテリトリーを張っていた。
ウチワヤンマ0816_1.JPG
















ヤンマの仲間が見られる場所に行ってみると、常連のIさんにお会いした。
「マルタンヤンマ」のオスがいると教えていただき、撮影させていただいた。
マルタンヤンマ0816_1.JPG

















Iさん曰く、気温が35℃を超える蒸し暑い日は、比較的低い場所で見られるそうで、今日はまさにそんな日だった。
久しぶりに見るマルタンの美しさにうっとり!
マルタンヤンマ1-0816_1.JPG
















オスのこのターコイズブルーは私が最も好きな色。
林縁で見る輝く深いブルーは南の海を思い起こさせる。
マルタンヤンマ2-0816_1.JPG

















少し離れたところには、翅や尾に泥を付けたメスがいた。
産卵した時についたのだろう。
メスは地味な褐色。
マルタンヤンマメス0816_1.JPG
















オスに比べると敏感で近づいてごそごそしているとさっと飛んでしまう。
これは上とは別の個体だが、やはり尾は泥まみれ。
マルタンヤンマメス1-0816_1.JPG
















「ネアカヨシヤンマ」のオスも見つかった。
マルタンとはまた違った美しさ。
これらのトンボは夕方になると黄昏飛翔を行うが、飛んでいる時の撮影は難しく昼に休んでいる時が狙い目だ。
今年も林縁の宝石たちを見ることができ、今日はとても有意義だった。
残念なことは、三脚を忘れ手持ちでの撮影を強いられたので思ったようには撮影できなかったこと。
三脚は持ち歩くべし!と改めて思ったのだった。
見つけていただいたIさんありがとうございました。
ネアカヨシヤンマ0816_1.JPG
















2012年8月16日 埼玉県
蜻蛉目 サナエトンボ科 ウチワヤンマ
      ヤンマ科 マルタンヤンマ
      ヤンマ科 ネアカヨシヤンマ
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ、
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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