狭山丘陵のアマガエル [両生類・爬虫類]
今日は休みだったが家にいると暑いので、近くの小さな谷戸に出かけてみた。
駐車場に車を止めてテーブルと椅子を出してくつろいだ。
目の前には、小さな田んぼが広がっていて稲の花が咲いていた。
畔を歩いてみると、バッタが足元から右に左に飛び出した。
コバネイナゴ、ショウリョウバッタにオンブバッタ。
気を付けないと踏んでしまうほどだった。
ここの田んぼでは農薬を使っていないからだろう。
稲の葉は食べられて穴だらけだが、お蔭でたくさんのバッタたちが生きていけるのだ。
歩いているとバッタとは違うまん丸いものがぴょんとはねた。
何?
久しぶりに見る「ニホンアマガエル」だった。
東京都のレッドリスト北多摩ではVU(絶滅危惧Ⅱ類)に指定されており、狭山丘陵でも東京都側ではあまり見られない。
アカガエルも数匹見ることができた。
たくさんのバッタたちのおかげで、カエルたちも棲むことができるのだろう。
さらに歩くとほぼ同じ大きさのものがまた見つかった。
今年カエルになったばかりの個体だろう。
シュレーゲルアオガエルに似ているが、鼻先から目にかけて黒い線があるのニホンアマガエルの特徴だ。
葉に座って両側に手をかけているように見えるこの姿、何とも愛らしい!!
2012年8月9日 埼玉県
直翅目 バッタ科 コバネイナゴ
無尾目 アマガエル科 ニホンアマガエル
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
海辺のトビ [鳥]
城ケ島に行ったときに海岸線でトビが群れて飛んでいた。
まず、丘陵ではこれほどこの鳥を近くで見ることは無い。
三味線のバチのような尾翼と翼の両側の白斑が特徴だ。
猛禽類と呼ばれる仲間では昔から人になじみの深い鳥で、ことわざや歌にしばしば登場してきた。
ピーヒョロロロ♪という鳴き声もお馴染みだろう。
獰猛そうな印象だが、以外に主食はカエルやトカゲ、ヘビ、魚、死骸や小さな昆虫などだ。
オオタカやツミなど他の猛禽類と比べて足で掴む力が弱いため、小鳥や大きな獲物を捕ることができないようだ。
風に乗って悠々と飛んでいるその姿は凛々しくもあり頼もしい。
飛行機とのツーショット。
トビを見たけりゃ海岸へ!と言われるのも納得である。
2012年7月31日 神奈川県
タカ目 タカ科 トビ
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ
まず、丘陵ではこれほどこの鳥を近くで見ることは無い。
三味線のバチのような尾翼と翼の両側の白斑が特徴だ。
猛禽類と呼ばれる仲間では昔から人になじみの深い鳥で、ことわざや歌にしばしば登場してきた。
ピーヒョロロロ♪という鳴き声もお馴染みだろう。
獰猛そうな印象だが、以外に主食はカエルやトカゲ、ヘビ、魚、死骸や小さな昆虫などだ。
オオタカやツミなど他の猛禽類と比べて足で掴む力が弱いため、小鳥や大きな獲物を捕ることができないようだ。
風に乗って悠々と飛んでいるその姿は凛々しくもあり頼もしい。
飛行機とのツーショット。
トビを見たけりゃ海岸へ!と言われるのも納得である。
2012年7月31日 神奈川県
タカ目 タカ科 トビ
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ