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ひげのなが~い ササキリの幼虫 [バッタ]

暑さを逃れて林床を歩いていると、いくつかヒグラシの抜け殻を見つけた。
あの郷愁を誘うカナカナ・・・という声が聞かれるのも間もなくだろう。
そう思いながら歩いていると、目の前を何者かが横切って脇の木にとまった。
止まったあたりを探してみるとそこにいたのは「ヒグラシ」だった。
ん~、早く鳴き声を聞きた~い!
ヒグラシ0717_1.JPG

















足元注意しながら歩いていると、葉の上に黒いものがいた。
大きさは5mm弱だろうか。
レンズを通してみると、オレンジと黒の色彩が美しいササキリの幼虫だった。
初めて気づいたのが、こんなに触角が長かったこと。
体の5倍はあるだろうか。
こんなに長いと普段の生活に邪魔にならないのかと思ったが、ならないからこうしてあるのだろう。
ササキリ0717_1.JPG
















2012年7月17日 東京都
半翅目 セミ科 ヒグラシ
直翅目 キリギリス科 ササキリ
 CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


夏だ!オオムラサキだ! [チョウ・ガ]

梅雨が明けた。
今日は各地で39℃を超える夏の暑さとなった。
一年で夏が最も好きな季節だが、こんなに暑かっただろうかと思う。
数年前はこの時期、汗びっしょりになりながら毎日朝から夕方まで丘陵を歩いていたのだが、今はちょっと厳しいかもとかなりへこむ。

咲いていた「ネムノキ」の花。
夜になると葉が閉じることからネムノキ。
ピンクの糸のようなものはオシベだそうだ。
ネムノキ0717_1.JPG
















夏のチョウの代表種と言えば「オオムラサキ」。
昨年は、当たり年なのか多いという声がたくさん聞かれた。
今年はどうなのだろうか?
毎年みられるクヌギの木を見に行ったところ、比較的低い位置で樹液が出て色々な虫が集まっていた。
シロテンハナムグリ、ヨツボシオオキスイ、カナブン、ノコギリクワガタそしてオオムラサキのオスがいた。
今年初めて見るオオムラサキは、さすがに貫録十分。
オオムラサキ0717_2_1.JPG
















撮っていると大きな羽音を立てて飛んで行って戻ってはこなかった。
一回りして戻ってみると、1頭がちょうど樹液めがけて飛んできたところだった。
翅を開くとメスだった。
オオムラサキ1-0717_1_1.JPG

















今日見つけたのは全部で3頭。
暑さが厳しい午後だったので、暑さを避けていたのかもしれない。
次回は比較的涼しい午前中に見まわってみようと思う。
オオムラサキ0717_1.JPG
















2012年7月17日 東京都
マメ目 ネムノキ科 ネムノキ
鞘羽目 コガネムシ科 シロテンハナムグリ カナブン
鞘羽目 クワガタムシ科 ノコギリクワガタ
鞘羽目 オオキスイムシ科 ヨツボシオオキスイ
鱗翅目 タテハチョウ科 オオムラサキ   
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ、CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX    


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