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トンボ最強の図鑑「日本のトンボ」 [トンボ]

昆虫写真家でトンボをライフワークとされている尾園暁さんが、待望のトンボ図鑑を出版された。
以前からいつ出るのかと伺っていたのだが、待ちに待ってようやく先日書店にならび入手した。
日本に生息する203種全種を網羅し、近似種の識別もわかり易く図で記載されている最新・最強のトンボ図鑑だ。
フルカラーの写真満載で約530ページあるにもかかわらず定価5300円と図鑑としてはとてもリーズナブル。
広く浅くの知識で虫を撮影している私にとってはトンボを同定するのに大変ありがたい参考書になる。
トンボのみならず虫全般にかかわっている方やトンボ専門の方にもぜひお手元に置いておきたい1冊である。
それにしてもこれだけの内容を作るのにかなり苦労されたと想像できるが、この価格で大丈夫なのかと心配になってしまう。
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一方ここ数年、各種の充実した図鑑が多く安価に出版され非常に助かっている。
私が持っている虫関連の最強図鑑は、賛否両論あるかもしれないが「日本産蝶類標準図鑑」、「日本のチョウ」、「新版東京都のチョウ」、「日本産セミ科図鑑」、「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」それからこの「日本のトンボ」とだいぶ充実してきた。
あとは蛾類、甲虫類、アブ・ハチあたりでリーズナブルなものがあればありがたいのだが・・・。
近年WEB図鑑も信頼できそうなものが増えてきた。
以前なら数万円はしていてもおかしくない内容の図鑑が、手の届く価格で入手できることは本当にありがたく、子供から大人まで興味を深めるうえでいい教材となること間違いなしである!


メスグロヒョウモン [チョウ・ガ]

小川沿いで「アキアカネ」を見つけた。
アキアカネはこの日初見だったが、ナツアカネはまだ見ていない。
数が少ないのだろうか?
草はら上空ではウスバキトンボたちも群れをなし、いよいよ夏本番間近!
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この日はまだ栗の花が咲いていて、色々な虫たちが吸蜜に訪れていた。
そんな中でも今年初めて見たのが、「メスグロヒョウモン」のメスだった。
名前の通り、メスは黒い翅で一目でメスグロとわかる。
例年夏、オカトラノオの花に来ているのをよく見かけるが今年はどうだろうか?
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オカトラノオもいよいよ咲き始めた。
オkトラノオ0629_1.JPG
















2012年6月29日 東京都
蜻蛉目 トンボ科 アキアカネ
鱗翅目 タテハチョウ科 メスグロヒョウモン
サクラソウ目 サクラソウ科 オカトラノオ
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ、CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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