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第33回 SSP展のお知らせ [カメラ]

5月18日から日本自然科学写真協会の第33回SSP展「自然を楽しむ科学の眼2012-2013」が始まります。
東京展を皮切りに全国10会場で巡回展示されます。

東京展は5月18日(金)から24日(木)まで富士フィルムフォトサロン東京にて。
大阪展は6月22日(金)から28日(目)まで富士フィルムフォトサロン大阪にて。

今年は、昆虫2点とその他1点で応募したところ、昆虫ではない写真が選考されました。
このブログで紹介済みのものですが、大きなサイズで見ていただけますのでお時間がありましたら是非足を運んでいただければ幸いです。

SSP33hagaki.jpg

イカリモンガ [チョウ・ガ]

このところ記事を書きながら寝てしまいUPできずご無沙汰してしまった。
前回が4月24日なので2週間ぶり。

季節も進んで丘陵はすっかり緑に様変わりし、あちこちに花が咲き誇っている。
湿地周りでは黄色い「オヘビイチゴ」の花の絨毯が広がっていた。
花はヘビイチゴに似るが葉が5枚、ミツバツチグリは3枚、キジムシロは奇数羽状複葉と葉で見分けることができる。ただしオヘビイチゴでも2、3枚の葉もあるのでよく見ないとね。
オヘビイチゴ0508_1.JPG
















トンボを探したが、羽化したてのシオカラトンボが1頭足元から飛び去っただけでまったく見つけられなかった。
ハルジオンの花にたくさんの虫たちが集まっていた。
翅がだいぶ痛んでいたがまだ健在の「ミヤマセセリ」。
ミヤマセセリ0508_1.JPG
















一番たくさん見られたのは「スジグロシロチョウ」。
目の前の花にやってきたので上からパチリ。
スジグロシロ0508_1.JPG
















こちらは今年初見の「コチャバネセセリ」。
職場近くではギンイチモンジが飛んでいるそうだが、なかなか見に行けず。
翅の白いラインが美しい春型をぜひカメラに収めたいのだが・・・・。
コチャバネ0508_1.JPG
















遠目にテングチョウかと思い近づくと、何か違う様子。
よく見ると「イカリモンガ」だった。
このガを丘陵で見るのは初めてでちょっと、いやかなりうれしい!
なかなか出会えず、以前わざわざ埼玉の嵐山の方まで探しに行ったこともあった。
昼間に活動するガの仲間で、よくこのチョウは何ですか?と質問を受ける種だ。
数枚撮影したらさっと飛んで行ってしまい、その後姿を見せてはくれなかった。
イカリモンガ0508_1.JPG
















2012年5月8日 東京都
バラ目 バラ科 オヘビイチゴ
鱗翅目 セセリチョウ科 ミヤマセセリ
      シロチョウ科 スジグロシロチョウ
      セセリチョウ科 コチャバネセセリ
      イカリモンガ科 イカリモンガ       EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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