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今年もまた… [チョウ・ガ]

これも情報をいただいて、丘陵のホソオチョウを見に行った。
ここ数年、毎年発生している。
明らかに毎年放蝶されているふしがあり、歓迎できない。
今日は暖かく、その場所につくとあちこちで飛翔が確認された。
ネットをもって採集する人も。
翅のきれいなメスが目の前の足元にとまった。
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越冬した蛹から羽化したのだろうか?
食草のウマノスズクサはようやく新芽が立ち上がったばかりだ。
少しするとオスも数頭目の前を横切った。
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いったいいつまでここで発生するのだろうか?
個人的には、いなくなってほしいと切に願う。
彼らに何の罪もないのだが、やはりもともといない種はいてはいけないと思うのだ。
同じ食草のジャコウアゲハにとって影響がないと誰が言えるだろうか。
温暖化などで自力で北上して生息域を広げているものに対しては致し方ないと思うのだが、人の手で放されたものはやはり人の手で駆除されるべきと思う。
珍しいチョウで自力で繁殖しているのだからいいじゃないか、とういうのはあまりに勝手で無責任。
このチョウはアカボシゴマダラとともに環境省の要注意外来生物にも指定されており、何度もいうようだが丘陵からいなくなってほしい種である。
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2012年4月24日 埼玉県
鱗翅目 アゲハチョウ科 ホソオチョウ  EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

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