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尾根道でヒオドシチョウ [チョウ・ガ]

尾根道を歩いていると、園路からオレンジ色のチョウが飛び上がった。
キタテハより大きい。
舞い降りた場所へゆっくり近づくと久しぶりに見る「ヒオドシチョウ」だった。
翅の痛みも少なく、冬を越したとは思えないきれいな個体だ。
確か昨年は見ることができなかったので、数年ぶりだろうか。
丘陵でも個体数は多くはないと思う。ヒオドシチョウ1-0416_1.JPG

















成虫で越冬し夏前までは見られるが、暑い盛りになるとすっかり姿を消してしまう。
タテハチョウ科の仲間にはヒオドシチョウのように成虫で越冬し、夏は休眠する種がいるがそれぞれどこで寒さや暑さをしのいでいるのだろうか?
clossianaさんのブログ「コロボックル讃歌」に興味深い考察が紹介されている。
ぜひともその場所を突き止めたいものだが、そうやすやすとは見つかるまい。
頭の隅においていて運が良ければってなところだろう。
ヒオドシチョウ0416_1.JPG
















尾根道から少し下ると、「センボンヤリ」のかわいい花が咲いていた。
春と秋に全く異なる花を2回咲かせる。
毎年秋には、名前の由来になった槍のような閉鎖花とぼんぼりのような種は見られるものの、春の花はついうっかり見逃していた。
小さいのでよく見て歩いていないとやり過ごしてしまいそうだ。
センボンヤリ0416_1.JPG
















2012年4月15日 東京都
鱗翅目 タテハチョウ科 ヒオドシチョウ
キク目 キク科 センボンヤリ           
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ、EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM   


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