啓蟄 虫だけでなくカエルたちも [両生類・爬虫類]
啓蟄とは、二十四節季の中で寒さが和らぎ冬越ししていた虫たちが出てくる頃の3月6日。
虫だけでなくカエルたちも賑やかだった。
湿地に近づくとニャラニャラ♪と声が聞こえてきた。
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通りかかった人たちが何がいるのかと覗き込んでいた。
知らない人には不気味な声だろう。
人が近づくと鳴き止んで落ち葉の下に潜り込み、いなくなるとまた出てきて鳴き始める。
ニャラニャラと聞こえるのは湿地に奥のほうからで、岸近くからはククッ、ククッという小さな鳴き声。
動かずじっと様子を見ているとあちこちから顔を出しまた鳴きだした。
ククッという声の主は「ニホンアカガエル」だった。
さて、問題。
写真の中に何匹のアカガエルたちがいるでしょう?
ここの湿地だけでいったい何匹のカエルたちがいるのか?
とにかくカエル・カエル・カエル。
夢に出てきそうである。
どうやら岸近くはニホンアカガエルで、湿地の真ん中や奥のほうにはヤマアカガエルがいるようだ。
どちらもアカガエルの仲間だが、混血しないのかいつも不思議に思う。
このカエル合戦はまだまだ続きそうだ。
上の答え=カエルの数は9匹。
2012年3月6日 東京都
無尾目 アカガエル科 ニホンアカガエル CANON EOS7D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ