アカガエルの産卵始まる [両生類・爬虫類]
昨夜から雨が降った。
午後には止んで寒さも緩んだので、日が落ちてから先日卵塊があった谷戸の湿地にアカガエルの様子を見に出掛けてみた。
車を止めて歩いていると、湿地の池からニャラニャラと賑やかなアカガエルの鳴き声が聞こえてきた。
池を照らしてみるとたくさんの卵塊とアカガエルたちがいた。
鳴き声はヤマアカガエルのようだが、カエルを見てもどちらか判断が難しい。
体の色が濃く背中の線が鼓膜の後ろで曲がるのがヤマアカ、色は明るく線が真っ直ぐなのがニホンアカなのだが、これは背中の線が曲がっているのでヤマアカ?
こちらは真っ直ぐなのでニホンアカ?
両種入り混じっているということなのだろうか。
近いうちに確認しようと思う。
卵塊の上に、産んで間もない卵の塊があった。
写真の真ん中に密集している黒い卵、少しすると寒天質が水を吸って大きくなり一つ一つの卵を覆う。
水を吸って膨らんだ卵塊を見て、こんなにたくさんお腹に入っているのですかと聞かれることがあるが
実は産んだばかりの時は、この写真のような状態なのだ。
2012年2月23日 東京都
無尾目 アカガエル科 ヤマアカガエル?ニホンアカガエル?
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX