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今年もエノキで神経衰弱 [チョウ・ガ]

いよいよ冬の到来。
寒くなってきた。
ようやくツグミがやってきたようで、あちこちでクワックワッという春以降聞かれなかった懐かしい声が聞かれた。

エノキが葉を落としていたので興味がむくむくと頭をもたげ、ついこの時期恒例の神経衰弱をしてしまった。
幹の根元の葉をめくるとすぐに1頭見つかった。
「オオムラサキ」だ。
このエノキは、毎年オオムラサキの幼虫が見つかるのだが今年は今までになく早々に見つかったので少し驚いた。
oomurasaki1130_1.JPG



 



 







次に数枚めくると今度は少し大きなずんぐりとした幼虫が見つかった。
「ゴマダラチョウ」だ。
この木は夏場、オオムラサキもゴマダラチョウも見かけたことがないのだがしっかり卵を産んでいたようだ。
コナラなどの樹液酒場では、両者とも成虫は見かけるが産卵しているところはなかなか見ることができない。

ここは根元が周りより少し高く、冬の間に風で根元の落ち葉が飛ばされてしまう。
何とか対策はないかと考えたが、よく見られる木の柵はいかにもここにいますという事をお知らせしているようで少し
気が引ける。いろいろ見てきた経験上、柵をするよりジャノヒゲなどのグランドカバーを植える・移植することで
落ち葉の飛散が防げるのではないか、見た目も自然でいいように思うのだが。
gomadaratyou1130_1.JPG

















2011年11月30日 東京都
鱗翅目 タテハチョウ科 オオムラサキ、ゴマダラチョウ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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