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幹回りを探してみると・・・。 [季節]

12月に入り寒い日が続いている。
これぞ冬って感じで、今日などは冷たい雨と風ですっかり体が冷えてしまった。
家に帰れば、何と室温は9℃と今年一番の冷え込みだった。
早々にファンヒーターとホットカーペットで暖をとった。
寒いのは、大の苦手である。

この時期、草は枯れ目の行き場は木柵や木の幹、ひこばえになる。
先日も、フユシャクや忍者などがいないかと探してみた。

まず見つかったのは、木柵にいた「オジロアシナガゾウムシ」だった。
この白と黒の凸凹した体は、鳥の糞に擬態しているといわれる。
ゾウムシの仲間は、成虫越冬するものが結構いるようだがこの種もその一つだ。
過去真冬に見たことは無いが、厚い鎧が少しは寒さから身を守ってくれるのだろうか?ojiroashinagazoumushi1130_1.JPG
















幹で見つけたのはお腹の膨れた「ニホントビナナフシ」。
寒くなっても雑木林で見ることができる、この時期の常連さんだ。
見た目には弱弱しい感じがするが、意外と寒さには強いようだ。
nihontobinanahushi1130_1.JPG


















ふきっさらしのミズキの幹にいたのは「セスジツユムシ」のメスだった。
緑色の個体はよく見るが、褐色のものは数が少ないのか見る機会が少ないように思う。
この日も比較的寒かったので、近づいてもほとんど動かずじっとしていた。
動かないというより寒さで動けないのかもしれない。
今年もあとわずかだが、どれだけfieldに出られて虫たちを見ることができるだろうか?
休みを考えれば、いよいよカウントダウンである。
sesujitsuyumushi1130_1.JPG


















2011年11月30日 東京都
竹節虫目 ナナフシ科 ニホントビナナフシ
鞘羽目 ゾウムシ科 オジロアシナガゾウムシ
直翅目 ツユムシ科 セスジツユムシ     CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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